旅行記「黒部から立山へ 北アルプスの秋(長野・富山)」
別冊ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」

黒部から立山へ 北アルプスの秋
(長野・富山)


16. 室堂山展望台に登る


意を決して

登山に挑戦すべきか否か悩む私たち。私たちを見下ろしているのは、標高 2,831mの浄土山(下の画像)。

室堂平を見下ろす浄土山(立山連峰)

よっしゃ !! 登ったろう。ここまで来たんだから、少しは山を歩いたろうやんか。

但し、浄土山は高すぎるし、険しそうだ。その右下の肩の辺りにある室堂山展望台まで登ることにしようかな。あそこならば、標高も 2,668mらしいから、この標高 2,450mの室堂平からの標高差は 200mしかないもんね。

室堂山の登山道

浄土山への登山道 慢性運動不足という現実に妥協しつつも意を決した私たちは、室堂山の頂上に続く登山道(右の画像)を登り始めた。ホテル立山の人の話じゃ、1時間ほどで展望台まで行けるらしい。

気持ちよく歩き始めた私たち。ところが、日ごろの運動不足はボディ・ブローのように効いてくる。しかも、このあたりの気圧は760ヘクトパスカル。空気の濃さは平地の3分の2しかない。




室堂山展望台への道で振り返って見た風景 登るにつれて見事な景色が広がっていく。が、登山道も次第に険しくなっていく。足が前に進まない。酸素をくれ !!

バテてしまった私を引っ張っていく家内。運動不足というよりも無運動の私に比べれば、最近ジムに通い始めた家内の方が余裕がある。

休憩する私の横で周囲を見回す家内。このあたりで姿を見ることが出来るというライチョウを捜しているらしい。

【参考】ホテル検索 (JTB)


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