古都ディジョンのノートルダム教会中世ブルゴーニュ公国の古都ディジョンの街を歩き、やって来たのはノートルダム教会(下の画像)。
13世紀に完成したゴシック様式の教会なんだそうな。でも、そのノートルダム教会の前の広場がちょいと狭い。おかげで上の画像のように全体像を撮影することも出来ないわけだ。
ノートルダム教会の上にはジャックマールの仕掛け時計そのディジョンのノートルダム教会の壁面の雨樋には、見事な怪物の姿のガーゴイルがずらっと並んでいる。そして教会の建物の上に、このノートルダム教会のお目当ての一つであるジャックマールと呼ばれる仕掛け時計(下の画像)があるんだ。
このジャックマールと呼ばれる仕掛け時計は、フランス王ジャン2世の息子のヴァロワ家系初代ブルゴーニュ公フィリップ・ル・アルディ(大胆公・豪胆公)がフランドル地方で戦った際の戦利品の一つだった。(そのフランドル地方は後にブルゴーニュ公国の支配下に入っている。)
ノートルダム教会の内部そんな仕掛け時計 ジャックマールを見て、ノートルダム教会の中に入る。古都ディジョンが大火に襲われたのが西暦1137年だったけど、その後に着工され、13世紀に完成した教会なんだそうな。
その内部の様子が上の画像なんだけど、かなりシンプルな印象だよね。同じノートルダムという名前を持つ、フランスの首都パリのノートルダム大聖堂や、プロヴァンス地方のマルセイユにあるノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院とはかなり違っているね。
黒い聖母像が古都ディジョンのノートルダム教会のお宝そんなシンプルな印象を与える古都ディジョンのノートルダム教会の内部。その奥の南側にあるノートルダム・ド・ボン・ネスポワール礼拝堂が下の画像なんだ。
上の画像にも見えている黒い聖母像は6世紀か7世紀頃のものとされているらしい。古都ディジョンのノートルダム教会のお宝だね。
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