東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
エーゲ海の旅
サントリーニ島・ロードス島・クレタ島
(ギリシア)
1998年9月
サントリーニ島
島の名前はサントリーニ Santorini または ティラ Thira。人口は約 8 千人。キュクラデス Cycladean 諸島に属するエーゲ海の島。
島の南部にあるアクロティリ Akrotiri 遺跡から発掘された壁画 「ボクシングをする少年」 や 「漁師」 が有名。発掘された壁画は、現在はアテネの考古学博物館で展示されている。(残念ながら島にはオリジナルは無い。)
そのアクロティリだが、紀元前15世紀の火山の噴火の際に、火山灰の下に埋もれた。分厚い火山灰の下から発掘されたことから、「エーゲ海のポンペイ」とも呼ばれている。
サントリーニ島の歴史
BC 30c
|
人々が居住を始めた。残された壁画などからクレタ系の文化をもつ人々だったと考えられている。
|
BC 15c
|
火山の噴火により滅亡。
|
BC 12c
|
スパルタなどのドーリア系の人々が移住してきた。( BC 9c 頃との説もある。)
|
BC 3 - 2c
|
プトレマイオス朝エジプトの軍港として使われた。
|
BC 1c -
|
古代ローマ・ビザンティンの支配。
|
AD 12c初
|
ラテン帝国による支配。
|
AD 1579
|
オスマン・トルコによるサントリーニ島支配。
|
AD 1821
- 1829
|
ギリシア独立戦争により、オスマン・トルコの支配を脱した。
|
|
|