東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記「エーゲ海の旅(ギリシャ)」

09. ピルゴス村のレストランにて

ピルゴス村のレストランに入った

ピルゴス村の丘の頂上から路地を下り、小さな広場までやって来た。その広場に面して2軒のレストランがあった。1軒は真新しく立派な店。もう1軒は薄汚れた感じ。そのどちらかで遅い昼食にしよう。で、どっちにするかと家内に尋ねれば、結論は薄汚い方の店。何故かと尋ねたところ、その店のホーム・メイド・フードという看板が気に入ったんだそうな。

サントリーニ島(ギリシャ)にあるピルゴス村のレストラン

上の画像に見えているのがその店なんだけど、確かに赤い文字でホーム・メイド・フードと書いてあるね。ちなみに、右上に見えている青いドームはさっき見てきた教会だね。丘の頂上にあるから、村のどこからでも見えるんだろうな。

レストランのテラスのテーブル

家内の選択に従って薄汚れた感じの店に入ったんだけど、店のスタッフが対応に出てきた途端に後悔してしまった。スタッフまで薄汚れた感じの若者だったんだ。英語も頼りない。が、ともかく店に入ってしまった。覚悟を決めて、テラスのテーブル(下の画像)に落ち着いた。

サントリーニ島(ギリシャ)にあるピルゴス村のレストランのテラスのテーブル

渡されたメニューは、ペンで手書きしてコピーを取ったものだった。それを見ながら料理を選ぶ。が、それは今日は出せないと若者が言う。その繰り返し。じゃあ、一体どれが出せるんだと尋ねたところ、料理の名前の横に鉛筆で印を付けたものならば出せるとのこと。をいをい、それを先に言ってくれよ。

料理は美味かった

まずはサントリーニ島の赤ワインを飲みながら、注文した料理を待つ。その料理が出てくる前にやって来たのが、ネコが2匹と犬が1匹。私たちのテーブルの周囲に寝そべった(上の画像)。料理のおこぼれをもらおうという魂胆なんだろうね。

サントリーニ島(ギリシャ)にあるピルゴス村のレストランで食べた料理とワイン

やがて料理が登場。挽き肉と茄子だけのムサカはチーズが少なめだけど、シンプルな味付けが美味い。ヒツジ肉のスブラキはクセが強い(だから好きなんだけどね)けど、柔らかくて味が濃厚。トマトとオリーヴのサラダもシンプルな味付けが素材を活かしている。どの料理も素人っぽいんだけど、それが良かった。その意味では、ホーム・メイド・フードという看板を根拠にした家内の選択は正解だったんだね。

赤ワインはアトランティス

他方で、料理を食べながら飲んだのはサントリーニ島の赤ワイン。多くのワイナリーのあるこの島では、白ワインの評価が高いらしいけど、赤ワインも飲んでみたかったんだ。ちょいとクセはあるけど、ドライで美味かったね。決して上品ではなく、むしろ田舎の濁酒のようなワインだったけどね。

サントリーニ島(ギリシャ)にあるピルゴス村のレストランで飲んだ赤ワインのエチケット

ところで、この店で飲んだ赤ワインのエチケットが上の画像なんだけど、この赤ワインの名はアトランティス。大そうな名前だよね。でも、このサントリーニ島こそは名高いアトランティスだったと主張する学者もいるんだそうな。紀元前1500年頃の火山の大爆発で島のかなりの部分が沈んだことが背景にあるのかな。

但し、この旅の最後に訪れる予定にしているクレタ島(クノッソス宮殿があった島)がアトランティスだったとの説もあるらしい。

さて、そろそろ昼食の締めくくりにしよう。デザートは何が出来るのかな。店のスタッフからの提案はヨーグルトにハチミツだった。うん、それが美味そうだ。それにコーヒーも忘れずにね。やがて登場してきたヨーグルトにハチミツ。とっても美味かったよ。昼食の支払いを済ませ、タクシーを呼んでもらう。やがて到着したタクシーに乗り込み、ホテルに戻った。

ホテルのロビーではタクシーを待つ宿泊客が行列を作っている。イアで夕陽を見ようという人々だね。この中の何人かはイアの夕陽に間に合わないんだろうね。サントリーニ島の夕陽の名所イアで夕陽を見るためには、早く早くイアまで行くことだよね。昨日の教訓。


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