東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記「エーゲ海の旅(ギリシャ)」

19. リンドスのレストランにて

リンドスの森のレース編み

中世の聖ヨハネ騎士団によって要塞化されたアクロポリスを下り、リンドスの街に戻る。その途中で通るのが森なんだけど、そこには白いレース編み(下の画像)が無数に並べられていたんだ。

ロードス島の街リンドスの森に並べられた白いレース編み(ギリシャ)

リンドスの街の女性たちが手編みのレース編みを観光客に売ろうというわけだ。当然のようにここで家内が歩みを止める。仕方ないね。ギリシャでは当たり前の古都だけど、値切り交渉の挙句に最初の言い値の半値ほどで交渉成立。かくして我が家のレース編みの在庫がまた増えてしまった。

アクロポリスを見上げるレストラン

森で買ったレース編みを手に、リンドスの小さな街の商店街を歩く。そこで見つけたのが、屋上にパラソルを広げ、テーブルを並べたレストラン。その店の名前が「シーザー」という。些か名前負けしてはいるけれども、景色は良さそうだ。ここでお昼を食べることにしよう。

ロードス島の街リンドスの街はずれのレストランから見上げたアクロポリス(ギリシャ)

その店の屋上の様子が上の画像なんだけど、並べられたテーブルとパラソルの向こうには、そびえ立つ岩山の上のアクロポリス。期待通りの眺めだね。でも、陽射しが痛いほどに強烈だ。日陰になっているパラソルの下の涼しげなテーブルにしよう。

シーフードのスブラキ、スイカ、オレンジ・ジュース

というわけで、リンドスの街のレストランでお昼を食べることになったんだけど、ディナーをしっかりと楽しみたいから、お昼は控え目にしておこう。さはさりながら、まずは冷たいビールを飲みながら ・・・ 。

ロードス島の街リンドスの街はずれのレストランで食べたシーフードのスブラキとスイカとオレンジ・ジュース(ギリシャ)

注文したのは、シーフードのスブラキ(上右の画像)。串焼のエビやイカ、そしてカジキマグロが美味い上に、フライド・ポテトもたっぷりで量もある。食後には冷えたスイカと生絞りオレンジ・ジュース(上左の画像)。これまた最高。ギリシャでスイカや生絞りオレンジ・ジュースでハズレに当たったことがないね。

リンドスからタクシーでホテルまで

レストランでお昼を食べ終え、再びリンドスの街を歩いて、到着した時にタクシーを降りた広場までやって来た。その広場の近くからの眺めが下の画像なんだ。

ロードス島の街リンドスの白壁の家々と小さな港(ギリシャ)

白壁の家々が並ぶリンドスの街と小さな港。紀元前10世紀に建てられたというリンドスの街なんだけど、現在の人口は 4千人にも満たないらしい。紀元前8世紀頃にはフェニキア人などとの貿易で栄えたリンドスなんだけど、紀元前408年にロードスの街が築かれてからは繁栄はそちらに移っていったんだそうな。

さて、そろそろホテルに帰るかな。リンドスの街はずれの広場で客待ちのタクシーに乗り込み、ホテルに向かうようにと頼んだ。が、運転手氏、すぐには車を出そうとしない。ちょうどそこに路線バスが到着したんだけど、そのバスに乗り損ねた客を誘って相乗りさせようという魂胆らしい。

なるほど、相当の人数の観光客が路線バスに乗れなかったみたい。ところが、彼らは全て3人連れ、4人連れだった。このタクシーには運転手氏に加えて家内と私が乗っている。座席の残りは2人分しかない。というわけで、目論見がはずれ、運転手氏は相乗り客を見つけることが出来なかった。諦めた運転手氏は車を走らせ始めた。

ロードス島の東岸の道、狭くて曲がりくねった道を突っ走る運転手氏。時速 120キロで暴走し、血も凍るような追い越しをしていく。が、この運転手氏、悪いやつではない。時に私がカメラを取り出して景色にレンズを向けると、車のスピードを落としてくれたこともあったんだ。


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