東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記「エーゲ海の旅(ギリシャ)」

23. イラクリオンの考古学博物館

イラクリオンの考古学博物館で見たパリジェンヌ

エーゲ海に浮かぶクレタ島でも最も人気のスポットとなっているクノッソス宮殿の遺跡を出たのが13時半。待たせておいた車に乗り込み、15分ほどでイラクリオンの街にある考古学博物館に到着。ここではクノッソス宮殿の遺跡から発掘された出土品などを見ることが出来るんだ。

クレタ島イラクリオン考古学博物館で見たフレスコ画「パリジェンヌ」(ギリシャ)

例えば上の画像はパリジェンヌと呼ばれるフレスコ画。本来はとっても大きなフレスコ画の一部だったらしい。パリジェンヌと呼ばれてはいるけど、ここに描かれた女性がフランスの首都パリの出身だったわけじゃない。女性の雰囲気がパリジェンヌを思わせるということから、そう呼ばれているんだそうな。

西暦1903年にクノッソス宮殿の遺跡で発見されたこのフレスコ画は、紀元前15世紀前半に描かれたものと考えられている。クレタ島を中心とするミノア文明に衰退をもたらしたとも言われるサントリーニ島の火山の大爆発の後に制作されたものというわけだね。

青の貴婦人たちとイルカ

イラクリオンの考古学博物館には、クノッソス宮殿の遺跡で発掘された壁画などが数多く展示されている。と言うよりも、宮殿の遺跡で見ることが出来るのは、基本的にはレプリカなんだそうな。オリジナルを観たければ、この博物館に来なきゃいかんみたい。

クレタ島イラクリオン考古学博物館で見た壁画「青の貴婦人たち」と「イルカ」(ギリシャ)

というわけで、引き続きイラクリオンの考古学博物館に展示されているクノッソスの壁画なんだけど、上の画像の左側が青の貴婦人たち、右側はイルカ。青の貴婦人たちは当時のミノア人の貴族の女性たちの様子を描いているとも言われる。

百合の王子

次の画像は百合の王子と呼ばれる壁画。青の貴婦人たちと同様に、当時のミノア人の貴族の男性たちの様子を示しているそうな。

クレタ島イラクリオン考古学博物館で見た壁画「百合の王子」(ギリシャ)

ちなみに、このイラクリオンの考古学博物館なんだけど、フラッシュを使わなければ撮影が許されているのは有り難いよね。但し、上の画像に見えるように、貴重な展示品はガラスで保護されていて、それが照明を反射している。おかげで見易い画像を撮るのは難しいわけだ。

蛇の女神官

クノッソス宮殿の遺跡からは他にも無数の出土品がこの考古学博物館に展示されているんだけど、キリが無いので最期に下の画像。これは蛇の女神官と呼ばれる陶器なんだそうな。

クレタ島イラクリオン考古学博物館で見た陶器「蛇の女神官」(ギリシャ)

わかり難い画像で申し訳ないんだけど、蛇の女神官たちは胸を露出している。上に掲げた青の貴婦人たちも胸をさらけ出している。これは当時のミノア人たちの普通のファッションだったらしい。余談ながら、今回の旅で訪れたエーゲ海のリゾートでも、ヨーロッパの女性たちがトップレスで日光を浴びていることが珍しくなかったよね。


次のページは 「24. さらばクレタ島」




ヨーロッパ三昧 トップ・ページ

ヨーロッパの歴史風景

このサイト「ヨーロッパ三昧」には、下の姉妹サイトもあります。ヨーロッパに興味のある方は寄り道してくださいね。

ヨーロッパの歴史風景 バナー このサイト「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイト「ヨーロッパの歴史風景」。ヨーロッパ各国の歴史に重点を置いてある。



Copyright (c) 2000-2016 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。

このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。