サントリーニ島・ロードス島・クレタ島 (ギリシア) 1998年9月
1998年10月02日
観光のための車は、昨日のうちにホテルに頼んでおいた。往復に 2 時間、観光に 3 時間、合計 5 時間という契約で、ハイヤーの料金が 30,000 ドラクマ ( 14,000 円)だ。
最初の目的地はクノッソス宮殿。クレタ島に来て、クノッソス宮殿を見ないわけにはいかないよねえ。
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そのクノッソス宮殿。紀元前2000年頃にミノア文明時代のクレタの王ミノスが築いたと言われている。 100年程前にオリーブ畑の地下から発見された。 ラビリンス ところで現在では迷宮と訳されているラビリンス Labyrinth という言葉だけど、本来の意味は違っていたんだそうな。 クノッソス宮殿の玉座の間には、双頭の斧が置かれていた。その双頭の斧のことをラブリュス Labrys と呼んだらしい。これがミノアの宗教において重要な意味を持っていたんだって。 宗教と政治を司る王の宮殿には、聖なる双頭の斧が置かれる。つまり 「双頭の斧の家」。それがラビリンスの本来の意味だと言う話。
クノッソス宮殿の遺跡では、色々な壁画を見ることが出来る。
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