チョルトニン湖続いてやって来たのは下の画像にある湖。レイキャビクの街の中心にあるホテルからほど近い場所にこんな大きくて美しい湖があるとは驚いた。
チョルトニン湖と呼ばれる湖なんだそうな。といっても、チョルトニンというアイスランドの言葉の意味が湖ということだから、チョルトニン湖と呼ぶのも不適当な気もするんだけどね。
凍結したチョルトニン湖そのチョルトニン湖を見渡せば、なんと湖面を歩いている人がいる。スケートをしている人もいる。この湖の水は冬になると凍結するんだそうな。
私もおそるおそる湖面に足を踏み入れてみた。なるほど、がちがちに凍り付いているんだ。四国の田舎で生まれ育った私にとって、凍結した湖面を歩くのは初めてのことだった。感激しちゃったね。
無数の水鳥たちそんなチョルトニン湖に集まっているのは、数え切れないほどの水鳥たち。氷の上を歩く水鳥もいれば、凍結していない湖水を泳ぐ水鳥もいる。湖面が全て凍結してしまうと水鳥たちが困るから、温かい水を流して湖面の一部の氷を融かしているんだそうな。
そんなチョルトニン湖のほとりには、整備された公園もある。家族連れがやって来て、水鳥たちにエサをやって楽しむらしい。レイキャビクのみならず、いやアイスランド国外からも、バード・ウォッチングを趣味とする人々がこの湖の水鳥たちを観に来るとか。この湖に集まる数十種類の水鳥が彼らのお目当てなんだそうな。
レイキャビクの中心にあるチョルトニン湖人々と水鳥たちの集まるチョルトニン湖なんだけど、アイスランドの首都であるレイキャビクの街の開拓は、湖の畔から始まったんだそうな。(レイキャビクの最初の入植者は、西暦874年にやって来たヴァイキングのインゴールヴル・アルナルソンと彼の一族だったとか。)
そしてチョルトニン湖は今もレイキャビクの街の中心にある。その畔にはアルシング(国会)の議事堂、シティ・ホール、大聖堂、いくつもの美術館や博物館、そしてショッピング・センターやレストランもある。レイキャビクに滞在するならば、この湖の畔を歩くのは必然だと言えるね。
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