丘から眺めたレイキャビクの風景私たちを乗せたバスは小高い丘に登った。その丘から眺めたレイキャビクの風景が下の画像。アイスランドの首都の眺め ・・・ ではあるんだけど、日本の北国のちょっとした街の風景と言われれば、そんな感じかな。レイキャビクの人口は12万人ほど。そんな街を首都とするアイスランド全体の人口が32万人ほどだからね。
そんな静かなレイキャビクなんだけど、世界の歴史の中でも画期となる出来事がこの街で起こったのをご存知だろうか。
レイキャビクの海辺にあるホフディ・ハウスそんな世界的な出来事の舞台となったのが、レイキャビクの海辺にあるホフディ・ハウス(下の画像)だった。見たところでは、ちょいとゼイタクな海辺の別荘って感じなんだけどね。
西暦1986年10月、このホフディ・ハウスで行われたのが、レーガンとゴルバチョフによる和平会談だった。即ち、東西冷戦の主役であるアメリカの大統領とソ連の書記長による米ソ首脳会談だね。その会談は具体的な成果に結びつくものではなかった。でも、この会談を契機として、冷戦の終結にたどり着くことになったんだ。
アゥスムンドゥル・スヴェインソン彫刻美術館続いては、アゥスムンドゥル・スヴェインソン彫刻美術館。アイスランドで最も著名な彫刻家がアゥスムンドゥル・スヴェインソンなんだ。といっても、私はその名も聞いたこともなかったんだけどね。
かつて彼が住んでいた白い家の周囲の芝生に、彼の作品が並べてある。その中でも私のお気に入りが、上の画像にある騎乗の人物。残念ながら作品のタイトルはわからないんだけどね。
レイキャビクの港の漁船前のページでも書いたけど、真冬のアイスランドでは太陽が出ているのはほんの 4時間ほど。というわけで、あっという間に暗くなってしまう。短い昼間の観光もあっという間に終わってしまうわけだ。
上の画像は既に暗くなりつつあるレイキャビクの港なんだけど、ずらりと並んでいるのは漁船。ヴァイキングが入植して以来、漁業はアイスランドの重要な産業の一つだった。今でもそうなんだ。ついでながら、港に並ぶ船の中には、なんと日本の船もあった。アイスランドを取り囲む豊かな漁場が日本の漁船をも招き寄せたということなのかな。
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