東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記「真冬のアイスランド」

06. ブルー・ラグーン(アイスランド)

アイスランドのブルー・ラグーン

レイキャビク市内の観光から一旦はホテルに戻る。部屋で防寒の為の衣類を着込み、18時過ぎに再びバスに乗り込んで出発。レイキャビクから 40kmほどのところにあるブルー・ラグーンに到着。

アイスランドのブルー・ラグーンで温泉気分

そのブルー・ラグーンの様子が上の画像なんだ。ブルー・ラグーンといえば、南太平洋の島の周囲にある珊瑚礁に囲まれた美しい海 ・・・ というイメージだよね。でも、このアイスランドのブルー・ラグーンは地熱を利用した露天風呂なんだ。

露天風呂といっても天然の温泉ではない。地熱発電所の排水を利用した屋外の入浴施設なんだそうな。入浴施設といっても広いよ。50mプールの4倍の広さがある。その深さは 1.4mほどもある。なお入浴の際には水着を着用すること。間違っても裸で入っちゃいけないよ。

まずは入口で入場料を払い、バス・タオルを受け取り、奥の更衣室で水着に着替える。岩場を利用したブルー・ラグーンに入り、クロールで中央部まで行く。が、隠れている岩に膝小僧をぶつけて何度か痛い目に遭ったよ。なんせ自然の岩場にお湯を溜め込んだ入浴施設だからね。でも、その岩の上に横になれば、夜空を見上げながらゆったりとお湯につかることもできるんだけどね。

アイスランドでバナナ

お湯から上がり、水着から着替える。が、身体が暖まっているから、セーターを着ることも出来なかったよ。

アイスランドのブルー・ラグーンの近くで地熱を利用して栽培されていたバナナ

続いて案内されたのは、ブルー・ラグーンからバスでしばらく走ったところにある建物。その中で見たのが上の画像の光景だった。これ、バナナの木だよね ・・・ 。

アイスランドでオレンジ

バナナの実だけじゃない。下の画像に見えているけど、オレンジの実もなっている。バナナにしてもオレンジにしても、南国のフルーツだよね。それをこの凍てつくアイスランドで栽培するなんて ・・・ 。

アイスランドのブルー・ラグーンの近くで地熱を利用して栽培されていたオレンジ

この建物 ・・・ 暗くてわからなかったけど、温室なのかな。その中で地熱を利用して南国の木々を栽培しているんだそうな。温度は地熱でなんとかなるだろうけど、太陽光はどうしているんだろうか。この真冬には太陽は 4時間しか顔を出さないらしいけど。地熱発電による電力で明かりを灯し、それを太陽光の代わりにしているのかな。

オーロラは ・・・

再びバスに乗り込み、向かったのはレストラン。ちょいと遅い夕食だ。前菜のスモーク・サーモンが美味かった。メインの赤魚(アカウオ)という白身の魚のグリルもまずまず。飲み物は例によって地元のビール。ケーキとコーヒーで締めくくり。

食事は終わったけど、このままこのレストランに居続けるとのこと。ここでオーロラの出現を待つというわけだ。テーブルでおしゃべりをしながら、窓から夜空を見上げる。時にはレストランの外へ出て、星を眺める。が、オーロラは現れず。22時半には諦めてレストランを出た。

ホテルに向かうバスはわざわざ遠回りをして暗い道を走ってくれた。万が一にもオーロラが出現したら、暗い場所の方が見やすいからね。でも、そんな配慮も空しく、オーロラを見ることも無くホテルに到着してしまった。オーロラは不発。でも、こんなにゆっくりと夜空を眺めたのは久しぶりだよね。満月も星もたっぷりと眺めたね。ま、オーロラについては明日の夜もチャンスがあるからね。


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