キルロナン村の朝アラン島のベッド・アンド・ブレックファストで朝を迎えた。まずはシャワーだ。昨夜はレストランで夕食を済ませて、宿に戻るや否やすぐに眠っちゃったからね。部屋を出て、廊下の向こうのバス・ルームの様子を伺う。誰もいないみたい。では、遠慮なく。服を脱いで蛇口をひねる。おお、水が冷たい。が、しばし我慢だ。ともかく身体を洗う。水は冷たいまま。結局のところ最後まで暖かいお湯は出なかった。イギリスでも同様のことは多いけど、アイルランドでも同じだね。夏とはいえアラン島の朝は寒い。がたがた震えながら服を着て、急いで部屋に戻ったよ。 シャワーではあやうく凍死するところだったけど、宿の朝食はまずまずだった。グリルしたベーコン、ソーセージ、トマト、卵とトースト。ロンドンのパブで食べるイングリッシュ・ブレックファストと基本は同じだね。トーストにぬったバターが美味かった。ミルクを入れたコーヒーも美味かった。おかげで私の機嫌も回復だ。
支払を済ませ、大きな荷物を預けて宿を出発。まずはキルロナン村の海辺(上の画像)を散歩。といっても、特に何があるわけでもない。ま、何も無いのがこの村の良いところかな。言いようだけどね。
ロバとアラン・セーターキルロナン村を歩いていると、石垣の向こうからロバが顔を出してきた。人懐こいね。食べ物でも期待しているのかな。ご期待に添えなくて申し訳ないんだけど。
ところで、上の画像の中で見慣れない服が登場している。というのも、キルロナン村のはずれにあるお店で買ったんだ。
アラン島で買ったアラン・セーターこのキルロナン村で買ったアラン・セーターは今も我が家で現役なんだ。それが下の画像。
言うまでもなく、アラン・セーターの発祥の地はこのアラン島なんだそうな。もちろん百パーセント羊毛で作られるんだけど、本来は羊毛の脂分を洗い落とさずに編むものらしい。というわけで、防水と防寒に優れているわけだ。漁業を生業とする島の人々が愛用するわけだね。
小柄な御者のポニー馬車さて、キルロナン村を散策したら、そろそろ今日のお目当ての場所へ向かうかな。目的地までは 5kmも無さそうだけど、道に迷うのもいやだし、ポニー馬車に乗ることにしよう。
というわけで、キルロナン村の道で声をかけたのが上の画像のポニー馬車。もちろん御者さんは小柄でしょ。昨日は大柄な御者さんに苦労したからね。学習効果ってやつだな。
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