ダブリンにある聖パトリック大聖堂ヨーロッパ各地の街を訪れるならば、その土地にある大聖堂や教会を見るのも楽しみの一つだよね。例えば、イタリアの首都ローマならばサン・ピエトロ大聖堂だし、フランスの首都パリならばノートルダム大聖堂とか。そしてアイルランドの首都ダブリンにおいては聖パトリック大聖堂(下の画像)ということだよね。
この大聖堂は西暦1171年にイングランド系ノルマン貴族たちによって建立されたらしい。但し、このゴシック様式の建物の建設工事は13世紀半ばまで続いたんだそうな。
もう一つ、ダブリンのクライスト・チャーチ大聖堂ダブリンには西暦1038年に建立されたというクライスト・チャーチ(下の画像)もある。ややこしいことに、こちらも大聖堂なんだそうな。
一つの街に二つの大聖堂があるなんて、とっても珍しいことなんだそうな。で、難しいのが二つの大聖堂の優劣と役割分担だよね。そこで西暦1300年のことなんだけど、ダブリンにある二つの大聖堂の間に協定が結ばれたらしい。といっても、必ずしも協定は守られていないらしい。
聖パトリック(アイルランドの守護聖人)話を聖パトリック大聖堂に戻すけれども、その内部に立っているのが下の画像の聖パトリックの像なんだ。
アイルランドの守護聖人ともされる聖パトリックは、西暦432年にアイルランドに渡り、そこで多くの人々をキリスト教に改宗させたとされている。 聖パトリックゆかりのシャムロックところで下の画像にある飛行機に見覚えはあるかな。エア・リンガス(アイルランドの国営航空会社)の飛行機だね。その垂直尾翼に描かれているのがシャムロック。クローバーなどの三つに分かれた葉を持つ植物を指すらしい。
そのシャムロックがこのページに何の関係があるのか・・・。それが大有りなんだ。アイルランドでキリスト教を広めた聖パトリックは、三位一体はシャムロックの三つに分かれた葉と同様だと説いたらしい。(わかったような、わからないような・・・。)
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