東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ダブリンの風景(アイルランド)

06. ダブリン大学にはケルズの書

アイルランドの国宝 ケルズの書

ダブリンに滞在するならば、見逃したくないのがケルズの書だね。8世紀に作られた手書きの聖書なんだけど、ケルト美術の最高峰とされる華やかな装飾を持ち、アイルランドの国宝とされているんだそうな。

ダブリン大学あるいはトリニティ・カレッジの図書館にあるケルズの書(アイルランド)

では、ダブリンのどこでそのケルズの書を見ることが出来るかといえば、ダブリン大学(あるいはトリニティ・カレッジ)の図書館(その正面が上の画像)なんだ。ちなみに、ケルズの書と同様にケルト美術を代表するダロウの書もここで見ることが出来る。

歴史あるダブリン大学(トリニティ・カレッジ)

そんなケルズの書のあるダブリン大学あるいはトリニティ・カレッジ(下の画像)なんだけど、設立されたのは西暦1592年のこと。

ダブリン大学あるいはトリニティ・カレッジ(アイルランド)

イギリス女王エリザベス1世の命によって設立されたダブリン大学(トリニティ・カレッジ)は、アイルランド最古の大学なんだそうな。かつてはカトリックはこの大学で学ぶことが許されなかった。カトリックの入学が許されたのは西暦1793年のことだったそうな。

ダブリン大学にはパブが二つ

図書館でケルズの書を見終わったら、歴史あるダブリン大学の構内を散歩するのも良いかも。下の画像は大学の中庭の様子なんだ。

ダブリン大学あるいはトリニティ・カレッジの中庭(アイルランド)

ちなみに、このダブリン大学の中にはパブが二つあるらしい。そのパブでのどを潤すのも良いね。

ダブリン大学の向かいにあるアイルランド銀行

ダブリン大学の向かいにあるアイルランド銀行(下の画像)も、ついでに(失礼・・・)見ておきたい。

ダブリン大学あるいはトリニティ・カレッジの向かいにあるアイルランド銀行(アイルランド)

西暦1729年に建てられたこの建物は、かつてアイルランド議会の議事堂だったそうな。でも、西暦1800年に連合法が成立し、その翌年にはアイルランド議会はイギリス連合王国の議会に吸収されてしまった。そんなわけで議事堂としての役割を失ったこの建物はアイルランド銀行に買い取られたんだそうな。


次のページは 「クローク・パークとゲーリック・ゲームズ」



ヨーロッパ三昧 トップ・ページ

ヨーロッパの歴史風景

このサイト「ヨーロッパ三昧」には、下の姉妹サイトもあります。ヨーロッパに興味のある方は寄り道してくださいね。

ヨーロッパの歴史風景 バナー このサイト「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイト「ヨーロッパの歴史風景」。ヨーロッパ各国の歴史に重点を置いてある。



Copyright (c) 2014 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。

このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。