東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ダブリンの風景(アイルランド)

13. 路面電車ルアスとバス

ダブリン市内を見てまわるには・・・

アイルランドの首都ダブリンのメジャーな観光スポットの殆どは、中心部の 2km四方の範囲内にある。ということで、基本的には歩いて見てまわることも十分に可能なんだ。

ダブリンの路面電車ルアス(アイルランド)

でも、もし効率的に見てまわりたいとか、歩きたくないという場合などに使いたい公共交通機関といえば、上の画像にある路面電車ルアスかな。

ダブリンの路面電車ルアス

路面電車ルアスはダブリン市内を縦横に走っている・・・とは決していえない。レッドラインとグリーンラインの二つの路線しかない。でも、歩いてまわることも可能なくらいだし、路線が少なくても十二分に役立つみたい。

ダブリンの路面電車ルアス(アイルランド)

ダブリンの路面電車ルアスに乗るには、まず駅にある販売機でチケットを買う。このチケットは持ってさえいれば、電車の乗務員に見せる必要もないんだそうな。

運賃は最低料金の 1区画(ゾーン)で 1.7ユーロ(2014年11月時点)。但し、1区画を越える毎に少しづつ運賃は上がっていく。といっても、最大で 2.9ユーロだけどね。予め何処から何処まで乗るか、それが何区画になるのかを調べ、その運賃に見合うチケットを買うことが必要みたい。といっても、ダブリン市内の主要な観光スポットだけを見てまわるならば、1区画で十分らしいよ。

路面電車ルアスの駅では、フレクシ・チケットという乗り放題のチケットを買うことも出来る。一日乗り放題のフレクシ・チケットで 6.4ユーロ、一週間ならば 23.5ユーロ(2014年11月時点)。30日間使えるものもあるけど、それを買うにはフォト ID カードが必要なんだそうな。

ダブリンを縦横に走るバス・・・なんだけど

路面電車ルアスと違って、ダブリンを縦横に走るのがバス。これを使いこなすことが出来れば、とっても効率的にあちこちを見てまわることができるのは間違いないよね。

ダブリンを走る2階建バス(アイルランド)

ところが、これが非常に難しいらしい。というのも、バス停には地名が表示されていないらしい。だから、降りるバス停なのかどうか、周囲を見てわかる人でなければ、乗り過ごす惧れがありありだよね。しかも、バス料金は前払いなんだけど、降車地点までの料金を乗る際に支払い、そのレシートを持っている必要がある。とても私には乗りこなす自信はもてない。というわけで、気合で歩き通すことになるわけだ。

但し、乗り放題チケットならば少し使いやすいかも。バスに一日乗り放題のチケットならば 6.9ユーロ、一週間乗り放題は 27.5ユーロ、バスと路面電車ルアスの一日乗り放題は 10.0ユーロ、一週間は 40ユーロ(いずれも2014年11月時点)という便利なものもある。でも、バス停に地名が表示されていなければねえ・・・。

日帰りツアー・バスは使える

ダブリン市内を走り回るバスを使いこなすのは難しいけれども、ダブリン発着の日帰りツアー・バスは観光客でも使えそう。例えば、ニューグレンジ遺跡やタラの丘に行く日帰りバス・ツアー(英語だけど)ならば、 40ユーロから 50ユーロ程度であるみたい。料金は時期によるだろうけどね。


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