ドゥオモ広場に並びピサの斜塔、ドゥオモ(大聖堂)、洗礼堂ピサの安レストランでお昼を食べ、すぐ目の前にあるドゥオモ広場に入った。ミラコリ広場(奇跡の広場)とも呼ばれ、世界遺産ともなっているドゥオモ広場に並んでいるのが、ピサの斜塔、ドゥオモ(大聖堂)、洗礼堂というわけだ。
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上の画像がそのドゥオモ広場の眺めなんだけど、実は kaoringo さんから戴いたもの。私が撮影した時は空が暗かった。こんな青空のピサの画像を撮影できてうらやましいよ。(上の画像には見えていないけど、ドゥオモ広場にはカンポサントと呼ばれる墓所もある。)
ピサの斜塔そしてドゥオモ広場の主役ともいうべきピサの斜塔が下の画像( kaoringo さん提供)。ピサの斜塔(大聖堂の鐘塔)の建設が始まったのは、西暦1173年のこと。でも、工事開始から間もなく傾き始め、10年ほどで工事は中断されちゃったんだそうな。
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それから100年ほどは工事が再開されることもなく、塔は放置されていた。そして13世紀の後半に工事が再開され、西暦1284年にピサの斜塔が完成した ・・・ とされている。
ピサの斜塔が傾いた事情ピサの斜塔の立つ地盤について、20世紀末に調査が行われた。その結果、塔の南側の地盤が北側よりも軟弱だったそうな。その結果、塔の重さによって南側が沈みこみ、傾いてしまったらしい。
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そんなわけでピサの斜塔は更に傾き、20世紀末には倒壊が心配されるほどになってしまった。西暦1990年からは塔の北側の地盤を削り、南側とのバランスを改善する工事を行った。その結果、5度以上となっていた傾きが、4度未満にまで抑えられ、西暦2001年からピサの斜塔の公開が再開されたわけだ。大学の先生の分析では、今後300年ほどは倒壊しないだろうって・・・。
ピサの斜塔に登った方からのメール修復工事を終えて公開が再開されたピサの斜塔に登った方々からメールを戴いたんだけど、ご了解を戴いたのでここに掲載しておくね。これから行く皆さんの参考になるかも。まずは西暦2002年4月にピサの斜塔に登った Kさんのメールから。
続いては西暦2003年12月にピサの斜塔に登った静岡の方からのメール。
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