ピサからラ・スペツィアを経てヴェルナッツァに到着ピサで迎えた旅の7日目の朝、7時にホテルを出て駅に入る。タイミングよくやって来た普通列車に乗り込む。通勤客ばかりの列車内では、スーツケースを持った異邦人の姿は目立っているみたい。30分ほどでラ・スペツィアの街に到着。駅のカフェでサンドイッチとコーヒーの朝食を済ませる。タクシーでホテルに到着。朝だというのに部屋に入ることが出来た。運が良いね。部屋に荷物を置き、身軽な格好でホテルを出て、再び駅に向かう。ラ・スペツィアの駅からジェノヴァ行きの普通列車に乗り込み、向かったのはチンクエ・テッレ。チンクエ・テッレとは「五つの村(あるいは街)」という意味らしい。海辺に小さな五つの村・街が並ぶチンクエ・テッレは、イタリアの人々が大好きな夏のリゾートなんだそうな。 やって来たのはヴェルナッツァの街。人口千人ほどの小さな集落なんだけど、チンクエ・テッレでも最も人気のある街なんだそうな。ヴェルナッツァの駅で列車を降り、駅前から続くローマ通りを歩けば、間もなく小さな港に面したマルコーニ広場に到着する。下の画像がそのマルコーニ広場の周辺の様子なんだ。
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ヴェルナッツァの街は11世紀の記録に登場しているらしい。ヴェルナッツァの港は、地中海沿岸で略奪を行うイスラム教徒の海賊たちに対する艦隊の基地になっていたそうな。
ヴェルナッツァのマルコーニ広場ヴェルナッツァの駅から続くローマ通りを歩けばすぐに辿り着く小さな港とマルコーに広場の様子が下の画像なんだ。
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上の画像の左側にある塔のある建物はサンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会。画像の右側下部に見えるたくさんのパラソルのあるあたりがマルコーニ広場だね。
マルコーニ広場のカフェそんなマルコーニ広場にあるカフェのパラソルの下のテーブル(下の画像)に落ち着く。古い石造りの小さな教会を眺めながら、冷たい飲み物でも飲もうというわけだ。
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このカフェで飲んだのが、ヴェルナッツァを中心とするチンクエ・テッレ特産の甘口白ワイン「シャケトラ」だった。甘口なんだけど、冷たく冷やして飲めば、風味も爽やか。夏の午後にはぴったりの飲み物だった。
サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会冷たい飲み物とパスタに満足し、カフェのテーブルを離れた。向かったのは目の前にある小さな教会。サンタ・マルゲリータ・ディ・アンティオキア教会。その内部の様子が下の画像なんだ。
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この教会は西暦1318年の古文書に登場するらしい。でも、使われている石材や建築様式などから考えて、12世紀に建てられた教会だろうとする学者もいるらしい。もちろん、何度かの増改築の手も加えられ、鐘塔も建てられているけどね。
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