フォロ・ロマーノで見たコンスタンティヌスの凱旋門サン・ピエトロ大聖堂に続いてやって来たのはフォロ・ロマーノ。永遠の都と称されるイタリアの首都ローマの中でも、古代ローマ帝国の中心だった場所だよね。
そんなフォロ・ロマーノで見たのが、例えば上の画像にあるコンスタンティヌスの凱旋門。古代ローマ帝国の皇帝コンスタンティヌスが建てさせた凱旋門だね。その他にも、ここにはシーザー(カエサル)や初代皇帝アウグスティヌスゆかりの場所など、多くの見所がある。今回の旅ではあちこち見て歩くことも出来ないんだけどね。
ローマのコロッセオ(円形闘技場)フォロ・ロマーノで見落とせないのが、下の画像にあるコロッセオ(円形闘技場)かな。西暦75年(諸説あり)に建設が始まったらしいから、日本の弥生時代のものということだね。(下の画像はそんなコロッセオの外壁の様子なんだ。)
実を言えば、古代ローマ帝国時代の円形闘技場はヨーロッパのあちこちに残っている。例えば、フランス南部プロヴァンス地方の街ニームやアルルにも円形闘技場があるんだ。でも、何と言っても、ローマのコロッセオは別格だよね。(ついでながら、ニームは古代の水道橋ポン・デュ・ガールが水を供給していた街だし、アルルは画家ゴッホが愛した街だね。)
コロッセオ(円形闘技場)の観客席そして下の画像がコロッセオ(円形闘技場)の観客席の様子なんだ。とても2千年近く前のものとは思えないよね。少なくとも私が住む市の現代の市営球場よりもはるかに立派だな。
この古代ローマのコロッセオの収容人員は4万5千人ほどだったとされている。言ってみれば、弥生時代に現代の東京ドームと同じような規模のスタジアムがあったということだよね。
コロッセオ(円形闘技場)の底部そして下の画像がコロッセオの底部、言ってみればグラウンドあたりを眺めた画像なんだ。画像の右奥のゲートの上に観光客が立っているのが見えるかな。その小ささがコロッセオの大きさを物語るよね。
このコロッセオの長径は 188メートル。対する東京ドームのホームベースからセンターのフェンスまでの距離が 122メートル。東京ドームの高さは 56メートル。対するコロッセオの高さは 48メートル。巨大さにおいては互角と言って良いかな。
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