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東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
旅行記「ローマとポンペイ(イタリア)」
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- 1500年、ローマでミケランジェロがピエタを完成させた。
- 1502年、フランス王ルイ12世の命により、ローマにトリニタ・ディ・モンティ教会の建設が始まった。(映画「ローマの休日」で名高いスペイン階段の上にある教会。)
- 1506年、ローマ教皇ユリウス2世は新しいサン・ピエトロ大聖堂の建設を開始した。しかし、巨大な大聖堂の建築工事は教皇庁の財政状態の悪化をもたらし、免罪符の頒布、そしてルターの宗教改革の遠因となったとの説もある。
- ラファエロがローマのヴァティカンでフレスコ画の制作を始めた。
- 1513年、フィレンツェの名家メディチ家出身のレオ10世が教皇となった。彼は、サン・ピエトロ大聖堂の建設をラファエロに任せた。
- 1523年、同じくフィレンツェの名家メディチ家出身のクレメンス7世が教皇となった。
- 1527年、ハプスブルク家の皇帝カール5世の軍がローマを劫略。新教徒だったドイツ兵たちはローマで略奪を行った。サンタンジェロ城に逃げ込んだ教皇クレメンス7世も囚われの身となった。
- 1534年、ローマの名家ファルネーゼ家出身のパウルス3世が教皇となった。彼はドイツ兵の略奪によって荒廃したローマの復興に努めた。
- 1546年、教皇パウルス3世は、サン・ピエトロ大聖堂の建築工事を既に老齢となっていたミケランジェロに委ねた。
- 1559年、ハプスブルク家とフランス王家との間でカトー・カンブレジの和約が成立した。両王家の間で長年にわたって繰り広げられたイタリア戦争も、ここに一応の終息を迎えた。
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