ローマ略年表-6. 「 20世紀 」

• 1919年、ミラノにおいて、ムッソリーニの率いるファシスト党が結成された。
  
  
• 1922年10月、ファシスト党の武装組織がイタリアの首都ローマに進軍し、ムッソリーニ内閣を成立させた。
  
  
• 1929年、ムッソリーニとローマ教皇庁との間にラテラノ条約が成立し、1870年のイタリア王国軍によるローマ併合から続いていたイタリアと教皇庁との断絶に終止符が打たれた。同時にヴァティカン市国の独立国家としての地位も確認された。
  
  

• 1943年、連合軍がシチリアに上陸しイタリアの敗色が濃厚となり、ムッソリーニが失脚、パドリオ政権は連合国との休戦条約を締結した。また連合国軍はイタリア本土に上陸。北上してドイツ軍を駆逐しようとしていた。
  
  他方、イタリアの北部・中部を占領するドイツ軍は、逃れて来たムッソリーニを首班とするサロ共和国を傀儡として樹立した。
  
  
• 1944年6月、連合国軍がローマを攻略した。
  
  
• 1945年4月、ドイツ軍がイタリアから駆逐され、イタリア全土が解放された。（同月末にはソ連軍戦車がドイツの首都ベルリンに突入している。）
  
  
• 1946年、国民投票により君主制が廃止され、19世紀に成立したイタリア王国は共和国となった。
  
  
• 1965年、教皇パウルス6世はコンスタンティノープル（現在のトルコのイスタンブール）の総主教アテナゴラス1世と会見し、1054年の相互破門を破棄した。

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