ヴァレッタの朝マルタ島の旅の 2日目の朝、早起きをしてヴァレッタの朝陽を見る ・・・ つもりだったけど、目が覚めたら6時半。既に太陽は水平線のはるか上にまで昇っている。でも、ホテルのテラスからは少し朝もやにかすんだ聖アンジェロ城砦(下の画像)の眺めを楽しませてもらった。しかし、明日こそは早起きして昇る朝陽を見たいもんだ。
7時半からホテルのレストランで朝食。完全なコンティネンタル・ブレックファスト。とっても美味い。が、不満がある。ホテル・ブリティッシュというからには、ロンドンのパブで食べるようなイングリッシュ・ブレックファストを出して欲しいよね。
スリー・シティーズを目指そう文句を言いつつも美味しく朝食をすませたら、ホテルを出発する。今日はヴァレッタからグランド・ハーバーの港をはさんで南東にあるスリー・シティーズを歩くつもりなんだ。
マルタ共和国の首都といえば聖ヨハネ騎士団が築いた要塞都市ヴァレッタなんだけど、そのヴァレッタが建設されたのはオスマン・トルコ軍による攻囲(グレート・シージ)の後のこと。それまで騎士団が本拠としていたのは、聖アンジェロ城砦のあるヴィットリオーザ(旧名ビルグ)、セングレア、コスピークワという三つの街、即ちスリー・シティーズ(上の略図を参照)だった。
ヴァレッタのバス・ターミナルいつもの私ならば、すぐにタクシーに乗り込んで目的地まで行ってしまうところだね。でも、今回のマルタは学生時代のような一人旅にするつもり。当然ながら、タクシーはいかんでしょ。やっぱりバスでしょ。
というわけで、やって来たのはヴァレッタの南のゲート前にあるバス・ターミナル。鉄道の無いマルタ島では、公共交通機関の主役はバス。しかも、このヴァレッタのバス・ターミナルから出発するバスは多い。ここからバスに乗れば、島内のどこにでも行けるというわけだ。バスに乗り間違えなければ ・・・ ね。
ヴァレッタからバスで出発マルタ島のバスなんだけど、乗車の際に運転手に行き先を告げ、運賃を前払いするらしい。が、慣れない土地で、マルタ語も話せないのに、バスに乗車する度にそんなやり取りをするのも面倒くさいよね。というわけで、バス・ターミナルの片隅にあるチケット売り場で一日乗車券を買った。これがあればバスの乗り降りも楽なはずだ。(西暦2015年4月時点でマルタ島のバスの一日乗車券は 2.60ユーロ。)
バス・ターミナルで乗り込んだのは、1番のバス。ちょいと不安を覚え、運転手さんに「ヴィットリオーザへ行くか」と尋ね、確認した上で乗り込んだ。まずは間違いないだろう。やがてバスが動き出し、ヴァレッタを出発。
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