アルハンブラ宮殿のパルタル庭園古都グラナダのアルハンブラ宮殿における次の気に入りの場所は、下の画像にあるパルタル庭園だね。
このパルタル庭園とパルタル宮殿を建てたのは、ナスル朝グラナダ王国の初代ムハンマド1世の孫に当たる3代目のムハンマド3世だった。
アルハンブラ宮殿の貴婦人の塔とパルタル庭園下の画像は少し高い位置から眺めたパルタル庭園なんだけど、池の向こうに見えているのが、貴婦人の塔と呼ばれる建物なんだそうな。この貴婦人の塔の1階には、水辺に五つのアーチを持つ柱廊があり、その奥には広間がある。2階はかつては居住スペースだったらしい。
但し、この貴婦人の塔は昔のパルタル宮殿の一部に過ぎない。かつては貴婦人の塔の南と東にも宮殿が続いていたらしい。そんな貴婦人の塔の向こうに乾いた斜面が見えているよね。あの斜面が古都グラナダを見下ろすサクロモンテの丘なんだそうな。
アルハンブラ宮殿から眺めたアルバイシン地区パルタル庭園の水辺に立つ貴婦人の塔を歩けば、その向こうに広がる古都グラナダの街並みを見ることができる。下の画像の右手に見えているのはサクロモンテの丘、その左に広がっているのがアルバイシン地区なんだそうな。
古都グラナダのアルハンブラ宮殿と共にアルバイシン地区は世界遺産に登録されている。アルバイシンという地区の名前は、アラビア語のアル・バヤーズィーンから来ているんだそうな。かつてのナスル朝グラナダ王国の頃には城壁によって守られていたアルバイシン地区の白壁の家々の間には、中世そのままの迷路のような小路が入り組んでいるらしい。
アルハンブラ宮殿の野外劇場でグラナダ国際音楽舞踏祭アルハンブラ宮殿の更に奥に進む。今日のハイライトとでもいうべきアルハンブラ宮殿の離宮ヘネラリフェの手前で見たのが、下の画像にある野外劇場だった。
この野外劇場はさほど由緒のあるものでもなさそうで、旅の後で色々と調べたんだけど、誰がいつ築いたものかもわからなかったんだ。でも、一つだけとっても重要なことを発見した。
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