6. 闘牛-1. 入場。5時にロビーに集合。オプショナル・ツアーで生まれて初めての闘牛を見に行く。天気は快晴。気温は32度と高いが、乾燥しているためか不快感はない。バスの中では、現地ガイドのM氏が闘牛についての説明をしてくれる。
闘牛場 用意されたチケットを片手に闘牛場の中に入る。スペイン風の赤レンガの教会を野球場の形に作ったような建物だ。 闘牛場の中の通路には、座布団を貸してくれるおじさんがいる。その座布団を片手に指定された座席に腰を下ろす。 私たちの席はソンブラ(日陰)。スペインの闘牛は春から秋まで行われるが、陽射しの強いスペインでは、ソル(日なた)の席よりもソンブラの席が高いらしい。 |
闘牛士入場 やがて、闘牛士の一団が登場(右の画像)。 場内を一周し、挨拶をして持ち場につく。 一晩に登場する牛は6頭なのに対して、闘牛士たちは3グループが登場する。ひとつのグループが、一晩に2頭の牛と戦うらしい。 ちなみに、長い歴史を持つ闘牛なんだけど、スペインにおける最初のプロの闘牛士は、フランシスコ・ロメロなる人物(西暦1726年にプロとなった)なんだそうな。それまでは金銭ではなく、名誉だけを報酬に牛と戦っていたんだね。 ファンファーレ やがてファンアーレがなりわたる。いよいよ戦いが始まる。姿を見せた1頭の牛。最初に牛に対するのは、闘牛士の見習だろうか。 そして、主役の闘牛士マタドールが登場する。カパと呼ばれる赤い布を手に、牛をあしらうマタドール。しかし、まだ仕留めるタイミングではない。マタドールは、牛の動きの良さや癖を見抜こうとしている。
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