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東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅 
 スイスの夏 
1995年7月
 
 
 
 
10. フォンデュ
 
シルトホルンから降りてきた私たちは、ミューレンの村の中を歩く。
 
  小さな村の人々は各々の家をたくさんの花で飾っている。 
 観光客も車も少なくて、歩きやすくて、美しくて、私は、ミューレンの村がますます好きになる。
 
 アルプスを見ながらチーズ・フォンデュ
 
 標高 1,638 メートルのミューレンの村は、断崖絶壁の上にある。その崖の上のレストランで昼食にしよう。
 
 
   
 深い谷の向こうにはアルプス。山々を見ながら食べたのは、もちろんチーズ・フォンデュ。チーズ大好きの私には、うってつけの料理だ。ついでといっては何だが、ラクレットも美味い。
 
 
 | チーズ・フォンデュ 
 
 
白ワインの入った熱い鍋の中にスイス産のチーズを入れ、サクランボの蒸留酒を入れて味を整えて食べる。
 
白ワインの代わりに油の入った鍋に肉などを入れるオイル・フォンデュや、淡白なスープの入った鍋に具を入れるフォンデュ・シノワーズなどもあるが、チーズ好きの私にはチーズ・フォンデュが最高だよねえ。
 
スイスのフランス語地方で生まれた料理。
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 | ラクレット 
 
 
ふかしたジャガイモを熱して融かしたチーズと食べるシンプルな料理。
 
なんだか受験生のお夜食みたいだけど、美味しいよ。
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