パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル (フランス) 2000年9月
セーヌ川今日の観光は壮烈だった。パリに来て、これほど熱心に観光したことはなかった。さすがに疲れ果てて、オルセー美術館のテラスで休憩する。眼下にはセーヌ川(右の画像)が見えている。しかし、まだ今日が終わったわけではない。まだ予定が残っている。まずは部屋に戻り、風呂で汗を流す。それからタクシーに乗り込む。
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凱旋門タクシーはパリ市内を西へ走る。途中で凱旋門(下の画像)の横を通過。夕陽を浴びて金色に輝いている。この凱旋門なんだけど、そもそもはフランス革命の後にフランス皇帝となったナポレオンが計画したもの。但し、凱旋門が完成した西暦1836年の時点では、既にナポレオンはセントヘレナ島で亡くなっていたんだけどね。でも、西暦1840年にナポレオンの遺骸がパリに帰還した時には、完成した凱旋門が出迎えたというわけだ。 西暦1944年8月26日には、この凱旋門とパリの人々が別の人物を出迎えている。その人物とは、後に大統領となったド・ゴール将軍。長くナチス・ドイツとの戦いを指導したド・ゴール将軍がここに凱旋したのは、フランスの首都パリがナチス・ドイツから解放された直後のことだった。 ちなみに、ここには画像は無いんだけど、この凱旋門から続くシャンゼリゼ通りがクリスマスの頃には華やかに飾りつけられてきれいなんだよねえ。 ブーローニュの森へ車は更に西へ向かって走りつづける。目指すは西暦1854年に完成したブーローニュの森。森の中のレストラン「グランド・カスカード」で食事をとることになっている。(この店に関しては、このサイトのレストラン・ガイドの中にある「グランド・カスカード」のページを読んで下さいませ。)
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