東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

パリに住んだ...つもりの 9 日間

パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル
(フランス) 2000年9月


2000年9月10日(日)
44. ノートルダム

パリ最後の日が来てしまった。8泊9日の旅も今日で終わり。そして、7年3ヶ月にわたるロンドンでの暮らしも、今月末で終わる。もうすぐヨーロッパともお別れなんだ。

なんだか祭りの後の気分...。

パリの最後の朝、地下鉄を乗り継ぎ、シテ島へ向かう。最後にノートルダム聖堂(下の画像)を見ようというわけだ。

フランスの首都パリを訪れたら、やはりノートルダム聖堂は見るよね。特にナポレオンのファンには必見だよね。だって、フランス皇帝ナポレオンの戴冠式は、パリのノートルダム大聖堂で行われたんだから。

ノートルダム

着工されたのが1163年。完成までに200年近くかかったというゴシック建築の教会だ。(完成は1345年)

1994年の暮れのこと。私と奥サンが初めてパリに来たときにも、まずやってきたのがノートルダムだった。その後、私の母がロンドンに遊びに来たとき、奥サンの母親をロンドンに連れて来たとき、私の両親が遊びに来たとき、いつもパリに来ると先ずはノートルダムだった。そして、今朝もノートルダム。




ステンド・グラス 久々にノートルダムの中に入る。

早朝だということもあり、まだ観光客の姿は少ない。

おかげで静かにバラ窓のステンド・グラス(右の画像)を眺めることができる。

パリのシテ島で亡くなったフランク王クローヴィス

ところで、全く余談なんだけど、このノートルダム大聖堂のあるシテ島では、中世メロヴィング朝フランク王国の王クローヴィスが西暦511年に亡くなった場所だと言われているんだ。

但し、クローヴィス王の墓は未だに見つかっていない。パリの郊外にあるサン・ドニ聖堂にはクローヴィス王の墓碑があるんだけどね。

神に祈るジャンヌ・ダルク

このパリのノートルダム聖堂の中で印象的だった像がある。それがイギリスとフランスとの百年戦争において活躍したジャンヌ・ダルクの像。

このサイトの別館「ヨーロッパの歴史風景」の中の「百年戦争中のフランスを救った少女ジャンヌ・ダルク」のページでは、ノートルダム聖堂の中で見た神に祈るジャンヌ・ダルクの像の画像を掲載しているんだ。興味のある方は寄り道してね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



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