西暦2002年から流通し始めた通貨ユーロ西暦2002年から流通し始めた通貨ユーロを初めて使ったのが、今回の旅「ニース・エズ・モナコ、そしてロンドン」だった。(イギリスの首都ロンドンではユーロではなくてポンドだけどね。)右の画像はピカピカの1ユーロ・コインの表側。ユーロのコインの表は、加盟国12カ国で共通なんだって。(西暦2012年時点で23カ国で使用されている。近いうちに減るような情勢ではあるけど ・・・ 。) ちなみに、右の画像にある 1ユーロの他に、2ユーロ・コインもある。また、ユーロの100分の1がセントなんだけど、セント・コインには、1、2、5、10、20、50セントの種類がある。
コインの裏側は各国独自のデザインコインの表のデザインは全加盟国共通なんだけど、裏側は各国独自のデザインで発行されているんだ。例えば、右の画像はオランダで発行された 2ユーロ・コインの裏側なんだけど、描かれているのはベアトリス女王の横顔だね。 右の画像にあるのは、スペインで発行された 50セント・コインの裏側。 こちらには、スペインを代表する作家、「ドン・キホーテ」を書いたセルヴァンテスの肖像画がデザインされているんだ。 欧州連合 ( EU ) の開放性を象徴する窓そして、下の画像にあるのは、20ユーロ紙幣。欧州連合(ヨーロッパ連合 EU)が開放的であることを象徴する窓が描かれているんだ。何処かで見たような窓だな、と思って調べたんだけど、どうにも見つけられない。で、更に調べたところ、ここに描かれている窓は架空のものなんだって。ヨーロッパに共通する文化遺産を象徴するような架空の建物をデザインしているんだ。 特定の国の特定の文化遺産をデザインしちゃうと、今後の欧州連合の結束にヒビが入ることを心配したんだろうね。それとも、これから共通のものを築き上げようという決意かもしれないけどね。
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