東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

スコットランド周遊

1994 年 8 月
p. 14/19

14. スコティッシュ・イヴニング

ロッホレーベンからエディンバラまでは、約 20 マイル( 32 km )。車で 1 時間もかからない。エディンバラ市内で予約していたホテルを見つけ出すのは簡単だった。しかし、駐車場を見つけるのが大変 !!

というのも 8 月下旬のエディンバラには、非常に多くの観光客が押しかけてくるのだ。そのほとんどは車で来る。そして、駐車場の入口には、長い車の列ができるというわけだ。

苦労の挙句に車を駐車場に放り込み、ホテルにチェック・インを済ませ、ともかく部屋に落ち着く。ちょっと休憩。




さて、夕食の時間だ。既にホテルから電話を入れて、レストランのテーブルを予約してある。

今日の夕食は、エディンバラ市内のインター・コンティネンタル・ホテルの別館にあるレストラン。ここでは、スコットランドの音楽やダンスを見ながら(下の画像)、地元の料理を楽しむことが出来る。

スコティッシュ・イヴニング

今夜の目玉料理は「ハギス」。たいていの日本人には苦手な料理だと聞いている。おそるおそる口にしてみる。 ... 意外に美味い ! 家内も私もペロリと平らげてしまった。

ハギス Haggis

  • スコットランドの名物料理の一つ。

  • 見た目には、不恰好でちょっと大きなソーセージといえなくもない。

  • しかし、中に詰めてあるものが少々ユニークだ。資料によれば、ヒツジの心臓や肝臓を細かく刻んだものとある。それに脂肪やオートミールを加えるのだそうだ。

  • 加えて、外側の袋も個性的だ。ソーセージは腸詰だが、ハギスはヒツジの胃袋に詰めてある。それを煮込んで客に出す。

  • かなり濃厚で個性的な味。それが美味い。但し、ディナーの司会者によれば、ハギスを残さずに食べることの出来る日本人は多くはないとのことである。

  • 貴方の舌に合うかどうかは保証の限りではない。しかし、スコットランドを旅するならば、一度は挑戦すべき料理ではある。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



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