東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

コーンウォール と デヴォン
(イギリス、1995年8月)


05. ランズ・エンド(コーンウォール)

夏の三連休の大渋滞のせいで大幅に到着が遅れちゃったけど、なんとか目的地のランズ・エンドに到着した。

ところがだ、ランズ・エンドの駐車場は殆んど満杯。駐車するスペースを探してウロウロ。あれだけ道が混んでいたんだから無理もないよね。なんせ、イングランドを西へ西へと走れば、たどりつく最果ての地はこのランズ・エンドなんだから。

イギリス(ブリテン島)最西端のランズ・エンド

ランズ・エンドの崖(コーンウォール) そう、ここはイギリス(正確にはブリテン島)の地の果て、すなわち「ランズ・エンド」。

つまり、「ここに地が尽き、海が始まる」場所だね。

上に書いた「ここに地が尽き、海が始まる」というのは、ポルトガルの民族詩人カモンエスがロカ岬について表現した言葉なんだ。

先日、旅行記「春のポルトガル」を作ったときに覚えたもんだから、ついつい使っちゃった。ちなみにポルトガルのロカ岬は、ユーラシア大陸の最西端の場所です。

それから、右上の画像の中に「Dangerous CLIFFS (崖、危険)」とあるよね。実はこれは観光客の記念写真用の小道具なんだ。カメラを構える私の後ろには、順番待ちの人が行列を作っている。

ランズ・エンド公式記念写真 ...

ランズ・エンドの公式記念写真(コーンウォール) 続いては、ランズ・エンド公式記念写真 ... というわけでも無いんだろうけど、業者さんが撮ってくれる記念写真(右の画像)。

見晴らしの良い場所に右の画像のような看板(立て札 ??)を用意して記念撮影してくれるんだ。

料金を支払い、住所を書いておけば、何枚かプリントして郵送してくれる。




ランズ・エンドから見る海は丸い ... はずなんだけど ...

イギリス(ブリテン島)で最先端にあるランズ・エンドで西を向けば、海しか見えない。そこで遠くを眺めれば、海って丸いんだよね。しかしだ、家内の撮った写真(下の画像)では、丸さはわからない ... よね。ああ、広角レンズが欲しい。

ランズエンドから見た大西洋(コーンウォール)

ちなみに、このランズ・エンドへの入場は有料なんだ。私の場合、1995年と昔のことなんだけど、一人 3 ポンド(約 500円)だった。但し、これは割引料金。午後遅く到着すると、割引になるらしい。

料金を払って入場すると、まずは土産物屋と遊具類がならんでいる。ま、ちんけな遊園地みたいなもんだ。場所と風景とパブだけあれば充分なんだけどね。あ、土産物は買いました。絵葉書とガラス瓶に入った帆船の模型。ちんけな子供のオモチャなんだけどね。

ランズ・エンドまでの交通

ついでにランズ・エンドの交通の便の話。正直に言って、ランズ・エンドへの交通の便は極めて悪い。鉄道を利用するとして、ロンドンのパディントン駅からペンザンス駅(さっき見たセント・マイケルズ・マウントの近く)まで 6 時間近くかかる。

しかも、ペンザンスからランズ・エンドまでは、バスで 1 時間近くもかかる。更にとどめを刺しそうだけど、そのペンザンス-ランズ・エンド間のバスは、夏を除けば便数も少ないんだそうだ。

車以外の交通機関を利用してランズ・エンドへ行く人は、事前の調査を充分にしておかないと、交通機関で苦労することになってしまうよ。

【参考】ホテル検索


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