東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ロンドンの風景(イギリス)

ミュージカル「オペラ座の怪人」で有名な
ハー・マジェスティーズ・シアター (ロンドン)

ロンドンのミュージカルでも横綱
「オペラ座の怪人」

ロンドンの多くの劇場で上演されているミュージカルの中でも、横綱級といえば、やはり「オペラ座の怪人」だろうか。ロンドンだけで今までに5,200万人の人が「オペラ座の怪人」を見たんだそうな。(下の画像はロンドンで「オペラ座の怪人を上演しているハー・マジェスティーズ・シアターの入り口。)

ロンドンで「オペラ座の怪人」を上演しているハー・マジェスティーズ・シアターの入り口(イギリス)

ロンドンにおけるミュージカル「オペラ座の怪人」の初演は1986年10月9日のこと。それから上演を重ね、2001年3月20日には上演回数が 6000回に達している。その間の客席の空席率は 1パーセント未満というから、スゴイとしか言い様がないね。

「オペラ座の怪人」はミュージカルの真骨頂

もちろん、「オペラ座の怪人」を見た人の満足度も高い。ある人の感想によれば ・・・

ミュージカルの真骨頂って感じ。素晴らしい歌、華やかな舞台。主人公が舞台中央の階段を降りていけば、ステージは怪人の棲家の地下室に早変わり。

ロンドンのハー・マジェスティーズ・シアター

そんな「オペラ座の怪人」は、下の画像にあるロンドンのハー・マジェスティーズ・シアター(下の画像)で上演されている。

ハー・マジェスティーズ・シアター (ロンドン、イギリス)

このハー・マジェスティーズ・シアターはピカデリー・サーカスからヘイ・マーケットを南に下がればすぐのところにあるんだ。四層に分かれている客席は、下からストール、その上がドレス・サークル、更にアッパー・サークル、一番上はバルコニーと呼ばれている。

ハー・マジェスティーズ・シアターの客席

客席は、Aが最前列(但し、ストール席は Bが最前列)。ステージに向かって右から順に 1,2,3, ... とナンバーがふられている。

だから、例えばストール席の D12 だったら、一番下の客席の前から3列目の右から12番目の席ということになるね。

中央に当たる席は、場所によって違うんだけど、ストール席の F列ならば、 14-15が中央。ドレス・サークルならば 16-20が中央、アッパー・サークルならば 18が中央、バルコニーは 15-16が中央の席に当たる。

「オペラ座の怪人」のポスターが貼られている劇場の入口は、開演が近くなるとかなり混む。早めに劇場に入ったほうが良いと思うよ。遅れて座席に着くのは、周囲のお客さんに失礼だし、中に入れてもらえないことも有るからね。

ミュージカルを見る時、食事をどうする ??

この「オペラ座の怪人」を見るとすれば、7時半から 11時頃まで劇場の中にいることになる。食べずに劇場に入れば、途中でお腹がすいちゃうよね。じゃあ、夕食をどうするか。

家内と私のお気に入りは、ピカデリー・サーカス近くの中華街にある中華粥の店などで軽く食事をしてから劇場に入ること。中華粥ならば食事の時間も短くて済むし、中華街からハー・マジェスティーズ・シアターは歩いても近いからね。

どうしても「オペラ座の怪人」が見たい

事前にチケットの手配はしていなかったんだけど、どうしても「オペラ座の怪人」を見たくなったらどうするか。

トッテナム・コート・ロード駅の南の一帯からレスター・スクエアにかけてを歩き回り、目に入ったチケット・オフィスで片っ端から尋ねてみるかな。お金に糸目をつけなければ、その日の夜の席を手に入れることも可能かも ... 。

ロンドンで仕事をしていると、日本から出張にきたお客さんが、「どうしても今夜のオペラ座の怪人を見たい !!」なんて時があるんだ。そんなときは、上に書いた片っ端作戦しかないからね。でも、意外にその日の夜のチケットだって手に入るんだ。もちろん、とんでもない値段になるけどね。

フランスの首都パリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)

ところで、このミュージカル「オペラ座の怪人」の物語の舞台は、言うまでもなくフランスの首都パリにあるオペラ座(オペラ・ガルニエ)だね。その大きなオペラ座には広い地下があった。そこに何か不気味な何者かがいそうだ。そんな噂から「オペラ座の怪人」の物語が生み出されたんだそうな。

このパリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)の建設が始まったのは西暦1862年のこと。観光客でもオペラ座の中を見学することが出来るんだ。但し、舞台稽古などが行われていない時に限るんだけど。


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