ロンドン郊外の静かな住宅地ウッドサイド・パークロンドンに住む日本人には色々なライフスタイルがある。中心部のマンションに住み、都会の生活を楽しむ人たちもいる。他方で、郊外に住み、のどかな暮らしを楽しむ人たちもいる。私たちの場合は、後者、つまり郊外でのどかな生活をする方を選んだわけだ。しかし、田舎暮らしを選んだものの、当初は自分でガーデニングをしようというつもりは無かった。というわけで、ロンドンにやって来た私は、自然が豊かなロンドン郊外にあり、しかも通勤の楽なところにあるマンション(つまり、庭は無い)に住み始めた。
それがロンドン北部の住宅地ウッドサイド・パークにあるマンション(イギリス風にはフラット)だった。そのマンションのある通りの風景が上の画像なんだ。
金融街シティまで乗り換え無しのウッドサイド・パークウッドサイド・パークという地区は、ロンドンの中心部から地下鉄ノーザン・ラインで30分あまりの住宅地なんだ。
イングランド銀行を中心とする金融街シティまで地下鉄で乗り換え無しで行けることから、銀行や証券会社に通う日本人も多く住んでいるね。私がロンドンで勤めていた会社は、銀行や証券会社ではなかったけど、オフィスが金融街シティにあったんだ。おかげでウッドサイド・パークからの通勤が楽だったね。
小川のほとりや林の中を散歩そんな便利なところにありながらも、周囲の環境は良いんだ。週末には小川のほとりや林の中を散歩することが出来るんだから。下の画像にあるのは、私が好きだった近所の林を流れる小川の散歩道の風景なんだ。
但し、のどかすぎて、タバコを買いに行くにもわざわざ車で出かける必要があったけどね。日本と違って、イギリスではタバコの自動販売機も滅多にみかけないから。(今はタバコをやめちゃったから、タバコを買いに行く必要も無いんだけどね。)
ロンドンにおける日本人の住み分けこのウッドサイド・パークや少し南のフィンチリーあたり(つまりロンドン北部)に住む日本人のほとんどは、子どものいない夫婦か、学齢期に達しない子どもが一人だけの若い家族だったな。というのも学校に通わせるには少し不便だし、ちょっと小ぶりの家(といっても日本の標準から考えれば大きい)やマンションが多いから。対照的にロンドンの南部には比較的大きな家が多いことから、大きな子どもが二人以上いる家族が住んでいた。ロンドンの日本人学校があるロンドン西部には、そこへ通う子供たちのいる家族が多い。 一般的には、それがロンドンに住む日本人家族の住み分けだ。もちろん、単身で通勤の必要のない若い人々は好きなところへ住んでいるけどね。私の独断と偏見でとっても乱暴に言ってしまえば、ロンドンにある会社に駐在している日本人のうち、社長・役員クラスは南部、部長クラスは西部、若手は北部になるかな。
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