クローク・パークはゲーリック・ゲームズの聖地ダブリンにはアイルランド最大とされるスタジアムがある。それが下の画像にあるクローク・パーク。8万人以上もの観客が入ることが出来るというから、本当に巨大なスタジアムだよね。
このクローク・パークはゲーリック・ゲームズの聖地となっている。つまり、原則としてアイルランド独特の競技の為に使われるんだそうな。具体的には、ハーリングやゲーリック・フットボールがゲーリック・ゲームズとされているらしい。
クローク・パークで行われるハーリング下の画像は、クローク・パークで行われたハーリングの様子。アイルランド各地でハーリングの試合が行われるけれども、全国大会のチャンピオンを決めるゲームは、このクローク・パークを舞台としているんだそうな。
ハーリングは15人を1チームとして2チームでプレイするらしい。木の根で作られたスティックと革製のボールを使うというから、イギリスのクリケットのような競技かと思ったんだけど、どうも違うみたい。ラグビーに似たゴールにボールを放り込むと得点になるんだそうな。
ゲーリック・フットボールもう一つ、クローク・パークでプレイされる代表的なゲーリック・ゲームがゲーリック・フットボール。その様子が下の画像なんだけど、ぱっと見にラグビーのようなアメリカン・フットボールのような・・・。でも、革製のボールは楕円ではなくて真ん丸の球体なんだけどね。
ゲーリック・フットボールも15人1チームとして2チームで争われる。ラグビーのようにボールを手で持って走ることができるんだけど、それも4歩まで。但し、1回だけボールをグラウンドにバウンドさせれば、更に4歩だけ進むことが出来るんだそうな。見方にパスをする際には、ボールを手で打つかキックするらしい。
アイルランド独立をめぐる血の日曜日事件そんな伝統的な競技が行われるクローク・パークなんだけど、アイルランドの歴史に残る悲劇「血の日曜日事件」の舞台ともなっている。アイルランド自由国成立前の西暦1920年のことなんだけど、イギリスの治安部隊がここで銃を発砲し、ゲーリック・フットボールを観戦していた人々14人が亡くなったんだそうな。
当時のアイルランドでは、独立を求める人々とそれを阻止しようとするイギリスとの間の戦いが続いていた。そんなある日の朝、独立派のアイルランド共和国軍がイギリス側の軍人やスパイたちを暗殺した。
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