東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エミリア・ロマーニャ と トスカナ (イタリア)
1999 年 6 月


55. ピッティ宮殿とパラティナ美術館(フィレンツェ)

アルノ川にかかるヴェッキオ橋を渡り、開店の準備をしている土産物屋の邪魔をしながら歩くこと 10分。

ピッティ宮殿とパラティナ美術館

ピッティ宮殿 ピッティ宮殿の到着した。

なんとも馬鹿でかいこの建物の中にあるパラティナ美術館が私たちのお目当てだ。

実はこのパラティナ美術館、私たちにとっては因縁の場所なんだ。話は 3年前に遡る。つまり、前回のフィレンツェの旅のときのことだ。

フィレンツェ滞在の最後の日、その午後にはピサへ移動するという日のこと。午前中はこのパラティナ美術館へ来る予定だった。しかし、家内は風邪をひいたと言う。

本当は宿酔だったんだけどね。ともかく、その日の午前中はホテルで休養ということになってしまった。おかげで私はパラティナ美術館にある憧れの絵を見ることが出来なかったというわけだ。

入口で荷物を預け、念願のパラティナ美術館に入る。

廊下は意外に質素(右の画像)だったりする。

奥に進めば、さすがはかつてのメディチ家の宮殿だと納得させる豪華さ(下の画像)なんだけどね。

プロメテウスの間
廊下は質素
ちなみに左の画像にある部屋は「プロメテウスの間」と呼ばれている。

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