東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「カンパーニャとローマ・ヴァティカン」(イタリア)

第一部 ソレント・アマルフィ編

A01. アリタリア航空の機内食 その1.

成田空港にあるアリタリア航空のラウンジ

ある年の6月の朝、私たちは成田空港にあるアリタリア空港のラウンジ(下の画像)にいた。日本航空のチケットでイタリアの首都ローマに飛ぶんだけど、日本航空とコード・シェアをしているアリタリア航空のフライトに乗ることになったんだ。

成田空港にあるアリタリア航空のラウンジの様子

成田空港でアリタリア航空のラウンジに入ったのは初めてのこと。広々としてくつろげるラウンジだね。但し、ガッカリしたことが一つ。ラウンジ内のバーに用意してあるワインがフランスのものばかりだったんだ。

そりゃね、フランスのワインは大好きだよ。フランス東部ブルゴーニュ地方までワインの旅をしたこともあるくらいだからね。でも、せっかくイタリアのアリタリア航空のラウンジにいるんだから、美味しいイタリアのワインを期待するよね。お願いしますよ。

アリタリア航空の機内食は美味いぞ

私たちの乗り込んだアリタリア航空の機体は、定刻の10時に離陸し、ローマへと向かった。梅雨の日本は朝からずっと雨だけど、はるか上空は快晴。当然だけどね。

さて、ローマまでのフライトでのお楽しみはアリタリア航空の機内食だ。今までに乗ったアリタリア航空のフライトは、イギリスの首都ロンドンから飛ぶヨーロッパ域内の短距離便だけだった。でも、今回のフライトは成田からイタリアまでの長距離便。しかも、ビジネス・クラスなんだ。機内食も充実していると期待するよね。

成田からイタリアの首都ローマへ向かうアリタリア航空の機内食で食べた牛肉のパストラミとアーティチョークのオリーヴ・オイル漬け

アリタリア航空の機内食の最初の料理は、牛肉のパストラミとアーティチョークのオリーヴ・オイル漬け(上の画像)だった。美味い。最初の一口からイタリア気分に浸ることができるよ。ちなみに、飛行機に乗り込む前に成田空港のレストランでカツ・カレーと蕎麦を食べたばかりなんだけど、和食とイタリア料理とでは入る胃袋も別みたいだ。

セモリナのニョッキにパルミジャーノたっぷり

続いては、ラディチオを使ったセモリナのニョッキ(下の画像)。

成田からイタリアの首都ローマへ向かうアリタリア航空の機内食で食べたラディチオを使ったセモリナのニョッキ

キャビン・アテンダントがチーズをどうするかと尋ねてくれる。たっぷりかけてとお願いしたら、パルミジャーノ(パルメザン・チーズ)を山ほどかけてくれたよ。実は私はパルミジャーノが大好き。仕事でロンドンに出張した時など、フォートナム・メイソンセルフリッジなどでキログラム単位で買って帰るほど。てんこ盛りのパルミジャーノがうれしかったね。

アリタリア航空の機内食のワインも満喫

続いての料理は、トマト(ポモドーロ)とバジルのソースを使ったサルディニア風ニョッキ(下の画像)だった。ここまでイタリアに徹してくれるとはうれしいね。有り難い。

成田からイタリアの首都ローマへ向かうアリタリア航空の機内食で食べたトマトとバジルを使ったサルディニア風ニョッキ

もちろん、飲み物も遠慮なく戴いた。選んだワインはフリウリのピノ・グリとバルベラ。料理も美味しくて、ワインも進むね。まだまだ料理も続くみたいだし、ローマ到着まで時間もたっぷりとある。食べて飲んで、美味しくて楽しいフライトだよね。


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