ナポリから鉄道でローマイタリア南部カンパーニャ地方を周り、いよいよこの旅もフィナーレが近づいてきた。ナポリから列車に乗り込み、ローマに到着。でも、定刻よりも1時間半以上も遅れての到着だった。しかも、金曜日の夜だ。ローマの駅のタクシー乗り場には行列。なかなかタクシーにも乗れないよ。
ようやくローマ市内のホテルに到着したのが7時半。今夜のレストランの予約は7時半になっている。遅刻は間違いない。とにかくレストランに電話を入れ、到着が8時になると連絡する。もちろん私はイタリア語はできないけど、さすがにミシュラン星付きのレストランのスタッフには英語が通じるから有り難いよね。それから大慌てで着替えだ。さて出発。ホテルの前でタクシーを捕まえる。
ミシュラン星付きのレストラン「ラ・テラッツァ」で夕陽そんなこんなでローマのレストランに到着したのが8時5分。店内のテーブルについて、ようやく落ち着いた。ナポリからローマまで乗った列車が遅れたおかげで、えらい目にあったよ。
さて、今夜のディナーのお店は、ローマにあるミシュラン一つ星のレストラン「ラ・テラッツァ(つまり、テラス)」。料理も美味いだろうと期待するけれども、加えてローマを見渡す眺めの良さがウリなんだそうな。そして、息を切らせて到着した私たちを迎えてくれたのが、上の画像にあるローマの夕陽だった。なるほど、眺めの良さを自慢する店だけのことはあるね。
ついでと言っちゃなんだけど、レストランの詳細を上に書いておこう。ローマ市内にあるホテル・エデンの最上階にあるレストランなんだ。ちなみに、このホテル・エデンはトム・クルーズがローマに来ると必ず泊まるとか。私たちが泊まるのは、もっとお手軽なホテルだけどね。
さすがにイタリアの首都ローマの料理は繊細ださて、いよいよ肝心の料理だ。料理が美味しくなければ、レストランとしては最悪だからね。私たちが前菜に選んだのは、ズッキーニの花にリコッタ・チーズを詰めてグリルし、黒オリーヴとプチ・トマトを添えたもの。
そのグリルの具合がまことによろしい。焼き過ぎることもなく、かといって生でもない。まことに見事な火加減だね。今まで旅をしてきたイタリア南部カンパーニャ地方のシンプルな料理も良かったけど、さすがはイタリアの首都ローマ。料理の繊細さには感心させられたね。
料理の繊細さもお値段も、さすがはローマ続いてはズッキーニと小エビのタリアリーニ。サンタガタのレストラン「ドン・アルフォンソ」で食べたタリアリーニよりも、麺が少し太目かな。しかも、味付けは少々エキゾティック。私としては、「ドン・アルフォンソ」のタリアリーニの方が好きかな。
家内が選んだメインは仔牛肉のグリル。私のメインはラム肉のグリル。カンパーニャ地方ではシー・フードを食べることが多かったから、ローマでは肉を食べたかったんだ。
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