旅行記「黒部から立山へ 北アルプスの秋(長野・富山)」
別冊ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」

黒部から立山へ 北アルプスの秋
(長野・富山)


13. 大観峰で見た北アルプスの朝陽


昨夜は食事の後、8時過ぎには眠っていた。この数ヶ月間、ほぼ毎朝5時半に起床して出社し、しかも残業が続いていたからね。慢性的な寝不足だったみたい。(この旅が終われば、やはり仕事三昧の日々が待っているんだけどね。)

早起きして、夜明け前の大観峰へ

そして今日も5時に起床。手早く出かける準備を整える。5時15分にホテルのフロントから電話が入った。今日の御来光ツアーは、予定通りに決行するとのこと。

5時半過ぎにフロントの前に集合。ホテル下の室堂バス・ターミナルでトロリー・バスに乗り込み、立山連峰の下を貫くトンネルを抜けて大観峰へと向かう。

夜明け前の大観峰から見ることができるのは、北アルプスの山々のシルエット。でも、夜空と山々の間のグラデュエーションが、夜明けが近いことを教えてくれるね。

日の出直前の北アルプスの山々のシルエット

夜明けを待つ人々とカメラの砲列

カメラを構えて日の出を待つ人々 北アルプスの山々に対するは、展望台に陣取った人々。寒さに備えて厚着をした人々は、北アルプスに昇る朝陽を待っているんだ。

その人々の最前列に陣取っているのは、立派なカメラを構えたマニアの皆さん。この瞬間のために重い機材を抱えて、ここまで来たんだろうね。

余談ながら、最前列のカメラの砲列の一角を占める私の愛用は、ちっぽけなシャッターを押すだけのカメラとありきたりのデジカメなんだけどね。周囲と比べると、かなり見落としするなあ...。




北アルプスの朝陽 - 御来光

そして6時13分。山の頂の隙間から閃光が走る。北アルプスの朝陽だ。夢中でカメラのシャッターを押す。刻々と変化する朝陽と空を追っているとき、時間の尺度はいつもと違っていたね。

大観峰で見た北アルプスの朝陽

朝日を見終わり、トンネルを抜けてホテルに戻る。芸術的といえるほどに小さな部屋の風呂につかっているときも、山々に昇る朝陽が目に浮かんでいたね。

【参考】ホテル検索 (JTB)


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