ホテル立山の朝食は洋風がお薦め北アルプスに昇る朝陽に感動し、凍えた身体を風呂で温めたら、次は朝食だ。ホテル立山では、和風と洋風の朝食が用意されているんだけど、私のお薦めは洋風の朝食なんだ。というのも、洋風のレストランからは、右の画像のような室堂平の景色を楽しむことが出来るから。和風のレストランからも山々を眺めることが出来るんだけど、洋風のほうが見晴らしが良いんだ。 立山連峰の地下で濾過された水 - 立山玉殿の湧水朝食の後、部屋に戻り荷造り。といっても、荷物は小さなリュックだけ。9時過ぎにチェック・アウトをすませて、ホテルを出発する。今日の観光の最初の目的地は、右の画像にある立山玉殿の湧水。立山連峰の地下にある破砕帯から湧き出る地下水なんだけど、雨として地上に降ってから300年もの歳月をかけて地中で濾過されているんだそうな。 それを小さなペット・ボトルに入れ、山歩きをしながら飲もうというわけだ。この湧き水が確かに美味い。200円を出して買った売店のミネラル・ウォーターよりも、無料の地下水のほうが美味いね。 余談ながら、黒部ダム建設の際のトンネル工事の時には、この豊かな地下水に苦労したんだそうな。トンネルの途中でぶつかった破砕帯からはとめどもなく地下水が溢れ出し、黒部ダム建設は中止になるかもしれないというほどの難関だったと資料に書いてある。 |
そんな歴史のある地下水なんだけど、立山玉殿の湧き水の前では、美味しい水を求める観光客の列が途切れることが無い。(下の画像)
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。
|