マルセイユの海辺のレストランノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院のある丘のうえから坂道を下り、マルセイユの海辺にやってきた。
これからお昼を食べようというわけなんだけど、入ったのは上の画像にあるレストラン。マルセイユの名物料理ブイヤベースを食べたいんだ。
マルセイユの名物料理ブイヤベースレストランの中に入ると、店のスタッフがブイヤベースを取り分けていたよ。
元々ブイヤベースは売り物にならない魚をぶち込んで作る漁師さんたちの賄い料理だったそうな。今じゃマルセイユを訪れる世界各地の人が食べたがる高級料理になっているんだけどね。
ブイヤベースを食べるお作法テーブルに登場するブイヤベースの最初のお皿には、魚の切り身などが無いスープだけが入っている。まずはそのスープを味わうのがお作法なんだそうな。ピリッと辛味のあるルイユ・ソースをぬったクルトンを食べながらスープを味わうと更に美味いね。スープを飲み終わると、テーブルの脇に用意された様々な魚の切り身や伊勢海老などを皿に盛り、その上にスープをかけてくれる。今度はスープのみならず魚も味わうというわけだ。
ついでながら、マルセイユでブイヤベースを味わうならば、当然ながら冷えたワインは絶対に欠かせないよね。
マルセイユでブイヤベースを味わいながら飲むワインせっかく本場マルセイユで名物料理ブイヤベースを味わうのならば、ブイヤベースに合う地元のワインを飲みたいよね。私たちがブイヤベースを食べながら飲んだのは、マルセイユからも近いカシス(あるいはカシ)のロゼ。きりっとしていて、お昼に飲むのに好きなワインだな。でも、ワインの教科書によるならば、ブイヤベースに最適なのは、カシスの白ワインとなっていたけどね。同じくマルセイユからも近いバンドールのワインもブイヤベースに合うよね。別の年に「夏のプロヴァンス」を旅したんだけど、その旅でマルセイユでブイヤベースを食べた時には、バンドールのロゼを飲んだんだ。それも気に入りのワインの一つだからね。
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