東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「夏のプロヴァンス」 (フランス)

エクサン・プロヴァンス、ラヴェンダー、ヴァレンソール、ムスティエ、セナンク、ゴルド、マルセイユ

05. ムスティエ・サント・マリーの陶器

ムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さん

ヴァレンソールの満開のラベンダーの花に眼を見張った後、バスに揺られて居眠りすること 30分ほど。ムスティエ・サント・マリーの村に到着。ムスティエ焼きとも呼ばれる陶器で名高い村。

フランス南部プロヴァンスのムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さん

ガイドさんにお薦めの店をいくつか教えてもらい、村を歩きながら見て廻る。そのうちの一店が上の画像。悪くない。でも、ちょいと違うかな。

気に入ったムスティエ焼きの店

ムスティエ・サント・マリーの村で何軒かの陶器の店を見て歩いたんだけど、中には安物の陶器を売る店もあった。でも、心配することは無いと思う。商品を見れば一目でわかるほどに、安物の陶器は本当に見るからに安物だったからね。

フランス南部プロヴァンスのムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さん

結局、気に入ったムスティエ焼きの店は、最初の店の隣に有った上の画像の店だった。

ムスティエの陶器屋さんの店内

さて、気に入った陶器屋さんの店の中の様子が下の画像だ。せっかく名高いムスティエ焼きの村に来ているんだから、いくつか陶器を買って帰りたいよね。どれにしようかな。

フランス南部プロヴァンスのムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さんの店内

このムスティエ・サント・マリーの村は、中世から陶器の生産を作ってきたらしい。でも、かつては釉薬をかけた緑や茶色のありきたりの陶器を作っていたんだそうな。ところが、17世紀後半にイタリアの修道士から伝授された秘法を使い、白く輝く陶器を作るようになった。それがフランス王室を含むヨーロッパ各地の宮廷で有名になったんだそうな。

ところが、ムスティエ・サント・マリーの陶器生産も次第に衰退していった。そんなムスティエ焼きが復活したのが、西暦1927年のことだった。そして今では20件ほどの窯がムスティエ焼きを作っているんだそうな。

気に入りのムスティエ陶器

そんなムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さんで買ったのが、下の画像にある二つのムスティエ焼きなんだ。

フランス南部プロヴァンスのムスティエ・サント・マリーの村の陶器屋さんで買った陶器

当時住んでいたロンドンに戻る時にも、それから日本に帰国する時にも、割れることなく持って帰ることが出来た。上の二つは我が家の気に入りの陶器だね。


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