ムスティエ・サント・マリーの村を散歩ムスティエ・サント・マリーの村にある陶器屋さんを何軒か見て歩き、ムスティエ焼きの陶器も買った。というわけで、満足して村を散歩だ。初夏のプロヴァンスのそよ風が心地良い。
その散歩の途中で目にした眺めが上の画像。中央やや右に少しだけ見えているのが、村の教会みたい。ちょいと行ってみるかな。
ムスティエ・サント・マリーの村の教会というわけで、やってきたのが下の画像にある村の教会。12世紀の教会なんだそうな。小さな村の古い教会の前の広場はとっても狭くて、教会の建物の全体像を撮ることもできなかったよ。
上の画像に写っている鐘塔は、村の自慢のものらしい。高さ22メートルのこの塔も12世紀のものらしいけど、今も現役で鐘の音を村に響かせているんだそうな。
ムスティエ・サント・マリーの村の歴史このムスティエ・サント・マリーについての資料は本当に少なくて、調べるのにも苦労するんだけど、村の歴史を簡単にまとめてみた。(下の画像は村の教会の内部。ロマネスク様式で窓は殆ど無いね。)
5世紀頃、このあたりの洞窟に住み着いた修道士が小さな修道院を建てた。そんなわけで村にはサント・マリー(聖マリア)という名前が付いているんだそうな。
ムスティエ・サント・マリーの村のカフェにて村の散歩にも疲れた。ひと休みしようと村の小さなカフェに入った。地元の人々の集まるカフェだったよ。しかし、カフェの主人は全く英語を話すことができない。私たちはフランス語は全くわからない。でも、カフェの主人の頑張りに加えて、カフェにいた村人たちも皆さんで助けてくれて、なんとか注文することができた。
上の画像は、そのカフェのテーブルからの眺めなんだ。緑の豊かな村だよね。周囲の山々では良い土が採れるらしい。しかも、山々に囲まれた渓谷にはきれいな水が流れている。しかも、森からは木材(つまり陶器を焼く窯の燃料)が産出される。そんなわけで、ムスティエ・サント・マリーは焼き物の村となったわけだね。
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