東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「夏のプロヴァンス」 (フランス)

エクサン・プロヴァンス、ラヴェンダー、ヴァレンソール、ムスティエ、セナンク、ゴルド、マルセイユ

07. ムスティエ・サント・マリーの星

プロヴァンスの村 ムスティエ・サント・マリーの星

ムスティエ焼きのお皿を二つ買い、カフェでひと休みした後、再びムスティエ・サント・マリーの村を歩いた。その村で見上げて撮ったのが下の画像なんだ。

フランス南部プロヴァンスの村ムスティエ・サント・マリーの星を見上げた

上の画像の青い矢の先に星があるんだけど ・・・ 見えないよね。では、もう少し近づいて ・・・。

ムスティエの星が遠すぎて ・・・

もう少し近づいて撮影したムスティエ・サント・マリーの星が下の画像なんだ。上の画像と同様に青い矢の先に ・・・ 小さな米粒よりも小さい点 ・・・ にしか見えないか。

フランス南部プロヴァンスの村ムスティエ・サント・マリーの星を見上げた

今ならば一眼レフ・デジカメも望遠レンズも持っているんだけど、当時は小さな小さなデジカメだけだったからね。ご容赦ください。

ムスティエの星を聖母マリアに捧げた騎士の物語

このムスティエ・サント・マリーの村に伝わる伝説によれば、この星を吊るしたのは、村の出身の騎士だった。十字軍に参加してイスラム教徒の捕虜となった騎士は、もし村に帰ることが出来たら聖母マリアに星を捧げると誓った。その近いに基づき、戻ることの出来た騎士が吊るしたのが、ムスティエの村の星の始まりなんだそうな。

但し、この星の起源にまつわる村の伝説にも、色々なヴァージョンがあるらしい。別の話によれば、十字軍ではなく恋に基づく誓いによって星が吊るされたとか ・・・ 。

いずれにせよ、今のムスティエ・サント・マリーの村の上に輝く星は、11代目なんだそうな。西暦1957年に作られた星で、長さ 135メートル、重さ 150kg の鎖で吊るされている。その星の大きさは 30cmほどらしい。もし再びムスティエの村へ行く機会があれば、望遠レンズは必須だね。


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