東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

パリに住んだ...つもりの 9 日間

パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル
(フランス) 2000年9月


2000年9月5日(火)
13. バイユーへの道

今朝は焦ってしまった。起床が7時。コーヒーを飲み、身支度をすませ、部屋を出たのが8時。この時点で予定よりも遅れている。

大通りに出てタクシー...を捜すが見当たらず。やむなく、オペラ座駅から地下鉄に乗る。地下鉄サン・ラザール駅から地下道を走って、国鉄サン・ラザール駅へ。

サン・ラザール駅 切符売り場を捜し出し、バイユーまでの往復切符を買う。(ファーストクラスで一人往復384フランだった。)

次はホームだ。出発便の掲示板を見て乗り場を確認し、ようやく列車(右の画像)にたどり着いた。

私たちが乗り込んで間もなく、列車が走り始めた。良かったあ。この列車に乗ることが出来なければ、バイユーへの日帰り旅行は不可能になるところだったのだ。

10時半。車内販売がやってきた。サンドイッチとコーヒーとコーラを買う。これが今日の私たちの朝食だ。




ノルマンディの田舎の風景

ノルマンディの田舎の風景。牧場と森と畑の間に可愛い村が散在している。小さなトンガリ屋根の教会と古い石の家々。時間があれば、名も無い村を歩くのも楽しそうだ。

線路の両側にあるリンゴ畑の木々は、たくさんの実をつけている。あのリンゴからシードルができるに違いない。牧場にはたくさんの牛。あの牛の乳からカマンベール・チーズができるに違いない。

(それは結構ですな。で、その画像は ??)
申し訳ない。トライはしたんやけど...。

カンの駅

ノルマンディのローカル列車 10時45分、ノルマンディの古都カンの駅に到着。予定通りホームの向かい側には、シェルブール行きのローカル列車(右の画像)が待っている。(パリからカンへ行く列車は多いけど、このシェルブール行きが少ないんだよねえ。)

話は変わるが、パリからカンまで乗ってきた特急列車にも、この2両編成のローカル列車にも、喫煙席が用意されている。だからヨーロッパって好きなんだ。

チケットにスタンプがない

列車は10時57分に発車。すぐに改札がやって来た。上手な英語を話す黒人の車掌さんだ。

私たちのチケットを見た車掌は、スタンプが押されていないことを指摘。(駅にはチケットにスタンプを押すための機械が用意されている。乗車する前に、その機械にチケットを入れるのがルールだ。知ってはいたが面倒くさいし時間も無かったので、スタンプを押さなかった。今まで指摘されたことも無かったし...。)

その車掌は、私たちのチケットに何事かを書き込み、「これで大丈夫だよ」と言う。親切な男だ。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



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