パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル (フランス) 2000年9月
11時20分にバイユー駅に到着。カンの駅からは30分もかからない。
タペストリー博物館(下の画像)の中に入る。入場料は一人40フラン。
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バイユーの街 予想外に長い時間を博物館で過ごした後は、バイユーの街を散歩。 といっても小さな街の観光名所といえば、タペストリー博物館を除けば聖堂(右の画像)ぐらいなもの。 街の中心にある聖堂には、かつてバイユー・タペストリーが飾られていた。 そのバイユー・タペストリーだが、別名を「王妃マチルドのタペストリー」ともいう。ウィリアム征服王の妃がタペストリーを作ったと信じられていたからだ。 しかし、実際にはタペストリー作りを命じたのは、征服王の異母弟であるバイユー司教オドンだったらしい。そのオドンは自分の力で改築させたバイユーの聖堂にタペストリーを飾ったというわけだ。
ちなみに、ウィリアム征服王を生み出したのノルマンディー公国。西フランク王国のシャルル単純王とヴァイキングの首領ロロ(ロベール)との間に結ばれた条約によってノルマンディー公国が設立されたのは、西暦911年のことだった。
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