パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル (フランス) 2000年9月
ガイヤール城のある山を下る。木々に囲まれた細い道だ。
レザンドリの街に入り、後ろを振り返る。そこには、山の上のガイヤール城(右の画像)があった。
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ミヨコさん 大して見るべきものもなさそうだが、レザンドリの街を歩き回る。小さな街の中の教会の横に興味深い店を発見した。看板には「シェ・ミヨコ Chez Miyoko」と書いてある。 「ミヨコ」...どう考えても日本の女性の名前だ。店の中をのぞく。並べられているのは、ワイン、野菜、食料品、雑貨、...電池もある。 そうそう、ちょうどデジカメの電池がなくなりそうだったんだ。思い切って店に入り、もうひとつ思い切って「おはようございます !」と声をかけてみた。奥から驚いたような表情で出てきた女性の髪は黒い。ミヨコさん。やはり日本人の女性だった。 電池を買いつつ世間話。そして、彼女は私の為にタクシーを呼んでくれるという。しかし !! 街のタクシーは全て出払っているとのこと。そもそも、この小さな街に何台のタクシーがあるというのだろうか...。 なるほど、ヴァーノンから城まで乗せてくれたタクシーの運転手氏は、こうなることを予想していたのかもしれない。だから、片道ではなく、往復にこだわったのだ。...時既に遅し。後悔先に立たず。
しかし、今日の私はついている。
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