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エズ村の路地は迷路エズ村の入り口でニースから乗って来たタクシーを降りる。ようやく念願の岩山の上の鷲の巣村エズを歩くことが出来る。
そんなエズ村で私を迎えてくれたのは迷路だった。いや、正確には右に左に折れ曲がり、上ったり下ったりしている路地だった。エズ村のまともな地図を持っていなかったこともあって、迷いに迷っちゃったね。地図があっても絶対に迷うと思うけど ・・・ 。
迷って楽しいエズ村の路地でもね、迷い込んでも楽しいのがエズの村の路地だった。右を見ても左を見ても、中世のような建物ばかり。しかも、観光客はカーニバルの最中のニースに集まっているからか、人影も少ない。おかげで中世の気分に浸ることが出来るんだね。
しかし、フランスにはこのエズ村のような中世の面影を残す村が多いよね。フランス第2の都市リヨンに近いペルージュも中世の街だった。フランス南部プロヴァンス地方のゴルドの村やムスティエ・サント・マリーの村も中世の面影だったね。
明るいコート・ダジュールのエズ村の迷路は撮影が難しい ・・・しかし、このエズ村の迷路を撮影するのは難しかった。コート・ダジュールの明るい日光と乾いた空気のおかげで、明暗のコントラストがとっても強かった。カメラの素人の私は当然ながら全て全自動のデジカメを使うんだけど、明るい部分にレンズを向けると画像が暗くなっちゃうし、暗い部分にレンズを向けると全体に白くなっちゃう。
おかげで多くの画像を消去した上でわずかに残った画像を使ってこの旅行記を書いているというわけだね。
やっぱり楽しいエズ村の迷路の散策でもね、やっぱりエズ村の迷路の散策は楽しかった。画像を見てもわかるように、電柱や電線なんて見えないでしょ。しかも、ごみごみした印象を与えるゴミ箱なども目立たないでしょ。迷路ではあるけれども、観光客が気持ち良く歩くことが出来るように手入れされているよね。
しかも、狭い路地の角を曲がると思いがけず輝く地中海が見えたりするような驚きがうれしかったりする。これって中世の街の路地ならではの楽しさかもしれないね。
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