東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅コーンウォール と デヴォン
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| で、その店って何処にあるの ?? |
| ..... わかんない。ここに地図があるけど ... 。 |
しかも、私も迂闊だったが、このあたりの詳しい地図を用意していない。行けばわかるだろう ... という安易な考えでズサンな計画 ... 。
デヴォンの森の清流の横の「アングラーズ・レスト」家内の覚えている店のイメージと名前は「デヴォンの森の清流の横のアングラーズ・レスト」。それに丸書いてチョンの略図だけが手がかり。小さな村には歩いている人もいない ... 。「森」といったって、村の周囲は殆んどが森。どっちの森だよお ... 。そこで家内が思い出したことによれば、石の橋が店のそばにあるらしい。で、「清流」か。たぶん、 ..... 谷間なんだろうな。と適当に考えて、谷に続く道を進み始めた。（なんだか、子どもの頃のボーイスカウトを思い出すね。） 
谷間へ続く道の両側の森は深くなる。道は谷間に向かって下り坂が続く。真っ暗な森の中の道は次第に細くなり、対向車が来たらスレ違うことも難しそうだ。 次に U ターンのできる場所に出たら、引き返すかなあ ... 。と考えながらハンドルを握っていると、突如として森が途切れた。 デヴォンの森の清流を眺めながら昼食
車を降りると、人々の声が聞こえる。子供たちが騒ぐ声も聞こえてくる。古い石の橋の上に立てば、清流の向こう側に小さなレストラン（いや、パブかな）。それが大正解。「アングラーズ・レスト」の店だった。よくぞ辿り着いたもんだ。 森を流れる川の澄んだ水を通して、川床まで見えている。川を泳ぐ魚を追いかけて、誰かが連れてきた犬が水しぶきをあげている。川面には水鳥。なるほどアンスポイルド（汚れ無き）と称されるデヴォンの森がここにあるねえ。 
清流の脇のテーブルに落ち着き、サンドイッチで昼食。飲み物はこのあたりの名物のサイダー（リンゴで作った発泡酒。つまり、シードル）だ。なるほど、ここはスポイルされるには最高の場所かもしれないね。
出来れば、この店もこのサイトの中のレストラン・ガイドに収録したいけど、残念ながら全くデータが無いんだ。出張のときに取材して来よう ... というわけにもイカナイしねえ。残念です。
余談ながら、サイダーを飲みたければ、コーンウォールやデヴォンまで来る必要は無いよ。ロンドンのパブでも置いているからね。 但し、飲みすぎに注意。ちょっと甘くてフルーティで飲みやすいんだけど、実はアルコール分が多かったりする。よくパブでみかけるもので 8% とかだから、ビールよりも強かったりするんだ。 もうひとつ余談。これが大事だったりする。この旅をしたのは1995年のことなんだけど、当時のイギリスは少々のアルコールを飲んで車を運転しても、さほど厳しい処置は無かったんだ。ところが、最近はかなりキツくなっているらしいから、「乗るなら飲むな !! 飲むなら乗るな !!」でお願いします。
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