2001年8月8日(水) アジア音痴ちっとも自慢にはならないけど、私はアジアの国を殆んど知らない。今までに日本以外のアジアの国に足を踏み入れたことがあるのはシンガポール(西暦1819年にイギリスがシンガポールを獲得している)だけ。それも仕事で 46 時間滞在しただけだった。ところが、この 8月、仕事の関係でとうとう香港に行くことになった。そりゃあ喜んだね。だって、中華が美味しいと聞いているもの。 ロンドンに住んでいた頃、日本からのお客さんや同僚をロンドンの中華料理店で接待したものだけど、なんと言っても中華料理は香港だと皆が言っていたんだ。 そんな美味しい中華料理を食べることのできる香港へ行くことができるんだから、張り切っちゃうよねえ。
いざ、香港へ気合充分で成田を出発したのは 8月 8日の水曜日。暑いのは覚悟の上。仕事で行けるんだから、ゼイタクを言っちゃいけないよね。成田から香港までは、4時間足らずのフライト。禁煙は辛いけど、ロンドンまでの 12時間のフライトに比べれば、まだマシだ。 |
エアポート・エクスプレス香港国際空港は、ランタオ島の北にあるチェクラブコク島にある。タクシーを使えば、空港から香港島までは 1時間ほどかかるらしい。もっとも早いのはエアポート・エクスプレスだ。30分ほどで香港島まで行くことができる。しかも、料金は HK$100(約 1,600円)とタクシーの半分以下で行けるんだから、これを利用しないわけにはいかないね。 空港の到着ロビーを出たところにあるエアポート・エクスプレスのブースで、チケットを買う。近くにある自動券売機でも買うことができるけどね。
エアポート・エクスプレスの車内は、ヒースロー空港からロンドンのパディントン駅に向かうヒースロー・エクスプレスに良く似ている。色合いはちょっと違うけどね。どちらもなかなか快適な列車だ。 エアポート・エクスプレスの車窓からは、海を眺めることができる。このあたりの海にはたくさんの島があるし、小さな入り江が多くて、私が生まれた南予(愛媛県西南部)の海に似ているね。 そういえば、どちらも海賊の拠点だった点も似ている。南予の島々も、かつては海賊の拠点だった。イギリスの支配下に入る前の香港周辺にも、たくさんの海賊がいたらしいよ。
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