東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ローマ と ポンペイ (イタリア)
1997 年 3 月

1997年3月31日(月曜日)
21. 真実の口(ローマ)

7時半に目がさめた。爽やかな目覚め。昨日の熱がウソみたい。元気になっちゃったみたい。

家内は横で眠りこけている。このまま寝かせておいても良いのだけど、まだまだ見るべきものが残っている。「おい、そろそろ起きたらドやねん !!」と家内に声をかける。

眠そうに起き出した家内は、昨夜の孤軍奮闘を懸命に訴える。一人で荷造りも済ませた。夜中に何度も冷たいタオルを病人の額に乗せ、布団をかけてやった。だから、眠くても当然だそうな。そう言えば、そんな気もする。

(キミみたいのを「恩知らず」っちゅうねんで。)
そうだ、そうだ !!

それはともかく、今日は旅の最終日。まだまだ見るべきところは数え切れないほどあるが、家内が絶対に見たがっている場所がある。ホテルからタクシーに乗り込み、最後のローマ観光に出発。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の前 タクシーを降りたのは、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の前(右の画像)。

6世紀に建てられたギリシア正教徒のための教会。12世紀にはロマネスク様式に改築された。

という由緒ある教会なんだけど、今日のお目当ては教会ではない。目指すものは、右上の画像の鉄格子の向こうにある。

行列

行列 そのお目当てのものがあるはずの場所に入ってみると、そこには行列(右の画像)。

ここはローマでも屈指の観光スポットなんだねえ。

真実の口

行列の最後尾につき、待つことしばし。やがて、私たちの順番が来た。

真実の口 もちろん記念写真は、お決まりのポーズ(右の画像)。

ちょっと恥ずかしいけど、気にしちゃいけない。行列で待った人たちも、皆が同じポーズで記念写真。みんなで渡れば ... って状態なんだものネエ。(だから行列になるんだけどさ。)

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