エミリア・ロマーニャ と トスカナ (イタリア) 1999 年 6 月
飾り気の無さが印象的な聖ステファノ教会群を後にした私たちは、アルキジンナージオ通りを歩く。高級ブティックが立ち並ぶ通りだ。 アルキジンナージオ宮殿(旧ボローニャ大学)そんな華やかな通りに面して立つのが、14世紀に建てられたと言われるアルキジンナージオ宮殿(右の画像)。この建物は、11世紀創立のボローニャ大学の一部として使われていたんだそうな。1803年までの話だけどね。 ドゥオモ(聖ペトロニオ聖堂)上のアルキジンナージオ宮殿の横に立つのが、ボローニャのドゥオーモ(聖ペトロニオ聖堂)。しかし、どうにもヘンテコな外観でしょ。実はこのドゥオーモ、着工は14世紀と古いんだけど、まだ完成していないんだって。 だから、美しく装飾されているのは下半分だけ。側面なんて赤レンガが剥き出しのところだってある。 このドゥオモは、たぶん完成しないと思うね。だって、工事をしている様子は全く無いんだもの。未完成というよりは、途中で投げ出しちゃった感じだなあ。 但し、このドゥオモの正面中央入口の上の彫刻は、初期ルネサンスの傑作だと書いている資料もある。画像が小さすぎて見えないのは申し訳ないが。
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