東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エミリア・ロマーニャ と トスカナ (イタリア)
1999 年 6 月


35. 村(キャンティのワイン村)

ブドウの作り手たちの村

キャンティのブドウ畑の脇には、ブドウの作り手たちの住む集落がある。どの家の庭でも、色とりどりの花が育てられている。決して楽な暮らしだとは思わないけど、ちょっと憧れちゃうな。

ときおり出会う村人達は、Tシャツに半ズボンというアジア人の出現に驚いている。そんな彼らに元気よく「ボン・ジョルノ !! 」と挨拶し、私たちの遠足は続く。

オリーヴの木

大きなオリーヴの木 その村のはずれには、大きなオリーヴの木。

トスカナといえば、キャンティの赤ワインが頭に浮かぶけど、オリーヴの産地でもある。

ロンドンで買うことの出来るオリーヴの中でも、プロヴァンス産のオリーヴに並ぶ高級品はトスカナ産なんだ。

小さな聖母子像と大きなラヴェンダー

村のはずれには、小さな祠の中に陶器の聖母子像が祀られていた。その横には、家内よりも背の高いラヴェンダーが花を咲かせている。やはりラヴェンダーは地中海だよねえ。私もロンドンでラヴェンダーを育ててみたけど、このトスカナやプロヴァンスで見るラヴェンダーの花にはかないっこないよ。

大きなラヴェンダー


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