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エミリア・ロマーニャ と トスカナ （イタリア） 1999 年 6 月
ロレンツォ・デ・メディチ（豪華王）1996年に訪れたウフィツィ美術館のページでは、ラファエロが描いたメディチ家出身の二人の法王、レオ10世とクレメンス7世の画像を登場させている。そして、今回は、レオ10世の父であり、クレメンス7世の父の兄にして彼の義父となった人物が登場する。 
つまり、豪華王ロレンツォ・デ・メディチ。右の画像は、ヴァザーリが描いた「豪華王ロレンツォの肖像」の一部。
黒備えのジョヴァンニ夕方のウフィツィ美術館を急ぎ足で周り、いささか疲れた私たちは、出口に向かって歩き始めていた。そこで何の気なしに入った通路脇の小さな展示室で大発見をしたんだ。
それが、トスカナ大公コシモ1世の父 黒備えのジョヴァンニ（ジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネレ）の肖像画（右の画像は部分）。作者も制作年代も表示されていない。ただ、プレートに彼の名前が記されているだけ。美術品としては、大した評価は受けていないんだろうね。 しかし、彼の肖像画がこのウフィツィ美術館にあるとは知らず、全くの偶然で見つけただけに、私にとっては大発見だったわけだ。
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